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5-0というスコアでの勝ちは、ちょっと思い出すだけでは記憶にないです……贅沢な感じです!!
それこそ5点、6点くらって負けて。守っていいような相手にも敢然と立ち向かって返り討ちに遭うと。
それが、真面目で愚直な、J1に上がった頃の東京でした。
 
しかし圧倒的に不利な前評判を覆して、退場で一人を失いながら、必死に120分間を守り抜き、勝った。
それもであります。場所は国立。熊本よりも、いくらか先をいってます。負けるわけが、なかったです。
 
【南の鬼セーブも、まさかのPKプレゼント!】
あっさりと勝てるとは思っていませんでした。首位に立って初めての試合。このところの好調。まして前節の
4-0。一服あるならばここで、それはゴールが奪えないこと。ただセザーがあんな風に気持ちが入っている
様子ですから、0点はなさそう…となると、相手の守備。引いて固めた布陣と、ゴールキーパーです。
 
東京にとってはイヤな展開になりかけていたと思います。コーナーキック、ミドルシュート、ことごとく
弾き出されていました。熊本のゴールキーパーは南雄太。79年組の同級生です。もともとノると手が
つけられなくなるタイプのキーパーで、ものすごいチョンボをすることでも、有名ですよね(笑)。
この日は、東京の惜しいシュートを弾くうちに、完全に流れにノってしまいました。0-0が続けばまさか…
なんて。もっとも、いずれにせよ90分もつとは思いませんでした。そのうち、チャンスはあるはずでした。
 
試合の流れを決定的にしたのは、東京にすれば幸運なPKのプレゼントでした。が倒されて得たPK。
おまけに倒した相手は退場。決定的なジャッジでした。前半終了間際という最高の時間帯、セザーが決めて、
1-0でハーフタイムに入ります。カギとなる先制点が、思いがけないラッキーな形で転がり込みました。
 
【後半はお祭り!!怒涛の4点・ゴールラッシュ!!】
結局、そのPKで生まれた有利・不利が試合の流れを決定づけました。優位に立つ東京が試合を完全に
コントロールし、熊本を圧倒。一方的な展開になりました。オフサイド?と誰もが思った今野の抜けだし、
これがオフサイドではない、と。完全に抜け出した今野から中央に折り返すと、羽生が走りこんで2点目。
 
敗色濃厚な熊本も、2人の選手を同時に交代させる意地の采配。監督は高木琢也ですね。さすがJ2上位。
しかしそれすらも飲み込む東京の猛攻でありました。谷澤が再度倒されてPK奪取。1試合で2PK奪取とは、
なかなかニクい演出ぶりです。自らキメて、「長友がおじぎなら…」とチームメイト(今野)と話して決めた
というゴール裏への土下座(笑)。これで試合が決まると、サポーターの期待はルーカスのゴールです。
 
その期待にバッチリ応えてしまうんですね、これが。予定調和だった、の交代出場は72分。直後、
前線に切り込んだ徳永が気持ちよくはなったシュートが突き刺さるゴラッソが決まって4-0ワッショイ。
このままか…ルーカスお預けか…と迎えた残り3分。梶山が前線にフィードを送ると、ルーカスが走りながら
胸で落とし、流れるようなトラップからスピードも殺さず右足アウトでGK南の鼻先をかすめてゴール!!
きれいなゴールでした。しなやかなドリブルとボールタッチ。久々に見た、セクシー・ゴールでした!!
 
【目標を修正、昇格から、その先へ。】
試合前の心配は杞憂に終わりました。東京、強かったです。春先から悩みぬいて手に入れた今のチームの
自信、手ごたえは、そうそう簡単に失われるものでもないのだなと実感しました。今季はもう迷うことは
ないのではないでしょうか。あとは戻ってくる戦力をその都度うまくなじませながら、一層分厚い戦力を
整えていくことでしょう。そして首位に立っているいま、チームの目標も、J1昇格からさらにその先へ。
 
つまりJ1でも世界でも、どこへ出しても戦える自分たちのポリシーを確立させることですね。ファンとして
これ以上の楽しみはないです。もちろんJ2で気を抜いてはいけませんが、目の前の試合に勝つことは、
単にJ1昇格を目指すだけではなく、世界で戦える東京のサッカーを目指すということに置き換えても、
同じことだと思います。結果、勝つことを目標とするものだからです。
 
カギになるのは磐石のディフェンスライン(権田か塩田か、というテーマはありますが)はいいとして、
田邊、高橋と新しい戦力を組み込んだ中盤のユニットのアレンジ&多様化。そして羽生がトップを張る
前線の攻撃陣の構成でしょう。ルーカス・羽生というポリバレントな選手でバランスを取りながら、個性のある
セザー、石川、そして復帰が待たれる平山、ゴールに飢える谷澤(笑)、大竹、まだ見ぬ選手たちを
どう組み合わせていくか。あと半年かけてコミュニケーションを深化させてイメージを共有して、誰が出ても
有機質な化学反応を引き起こせるチームを作り上げることができるか。これでしょう。
 
もちろんルーカスを加えた、いまの選手たちがいればJ1でもある程度は戦える見込みが立つでしょう。
俺らが見たいのはその先。世界で通用する自分たちのサッカーです。それはサイドだけじゃなくて、
パスで切り拓いていく今の世界の潮流にもつながりそうなもの。J2だろうとなんだろうと、ステージは
関係ないはずです。のように、自信がどんどんそいつを磨いていくような。そんな進化を
楽しみにしたいです。ホントにゼータクなシーズンになりそうですね!!!バモ・トーキョー!!!
 
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2011年7月24日(日)18時30分 キックオフ @国立競技場
 5 - 0 熊本 前半1-0 【得点】生、澤、永、ス!
スタメン:塩田、中村北斗・今野・森重・徳永、高橋・田邊・谷澤・梶山、セザー、羽生。
交代は羽生→ルーカス、徳永→椋原、中村北斗→(東!)。
 
たまには、ゲームスタッツを。トーキョーが圧倒です。
22 シュート 3
3 GK 13
14 CK 2
18 直接FK 12
1 間接FK 6
1 オフサイド 6
2 PK 0
全員良かったです!でも…ですかね。 やっぱりジョーカーですね。
いざ、果てしない高みへ!!自分たちとの戦い、乗り越えていきましょう!!