

シーズン始まって3試合目、主力の負傷というアクシデントもあり、東京のエンジンは、まだかかりません。
点の入らないサッカーなんてつまんないだろうな~なんて、観ている方もそうですが、やっている方も十分
感じているはずです。先週のジェフ戦に続いて、今日も無得点。J2でも決して調子がいいとは言い難い、
札幌を相手にスコアレスドロー。これは悔しいでしょう!次節、ダービーでの発奮に期待します!!
【試合を支配しても、最後のところで阿吽の呼吸とはいかず…】
前節の千葉戦と同じ展開。今日も東京が中盤で優位に立ち、ボールをつないで試合のペースを握ります。
この日はセザーが先発。先週、千葉戦の後半での積極的な仕掛けを見れば、納得の起用でした。
相棒は高松。これだけ見ると、バランスの良い2TOPに見えます。しかし、どちらも今年新加入した選手
同士。ましてセザーはブラジルから渡来。まだまだコンビネーションを築くには時間が足りないようで、
パスのタイミングや周囲の呼吸も合わず、決定的な場面を作れずにいました。
トップ下でボールを味方が持ってさあチャンス、となるのですが、前線の選手は後ろを気にしながら、パスの
出し手をうかがいつつ走るタイミングを計っている感じで、結局足下へのパスになってしまってスピード感を
欠いているように見えました。この点、まだまだ阿吽の呼吸とはいかないんだな、と感じました。中盤で奮闘
しているのが2列目の谷澤と鈴木達也です。あそこは本当に惜しくて、前線が考えずに走って、スペースでも
出来てくれば、もう一歩前でシュートを打てるような展開にもなりそうなものです。そういう意味でも、TOPは
考える前に走って相手を引っ張りやがれ!!と言いたくもなりました。
【ゴールを奪う、成功体験を重ねて得意パターンを確立!】
結局、平山という攻撃の柱を欠いて、チームが自分たちの攻撃のパターンを探しているんだろうと思います。
ましてスタメンでは、米本もアウト。石川も不在。はっきりとした攻撃の形を作りづらい状況にあるのは確かです。
それは今出場している選手の能力云々ということではなくて、チームとしての成熟度です。ほとんどが新しい
選手、そうせざるを得ない台所事情。引き分けくらいならばまずまずという評価もアリかもしれません。
とにかく練習から、得意な得点パターンを確立して、コイツに預けて、こうやって走って、そうするとこのへんに
あいつがいて…みたいな、成功体験を積み重ねていくことで、チームとして戦い方の軸ができていくのでしょう。
そこにアレンジを加えていって、最適解を探していくのがチーム作りということで、だからまだ東京は、ベースが
出来上がっていないようなものです。もう少し、互いの化学反応を見守る必要もあります。
【我慢の2試合。ダービー勝利で浮上を!!】
とにかく、この2試合は暗中模索の2試合で。米本が試合中にいなくなるというアクシデントと、相手の奇策に
沈んだ前の試合、そして平山・ヨネを欠いてとりあえず臨んでみた今節。結果は1敗、1分。ギリギリ負けない形
までは持ってきました。そこで、次のダービーです。新しい得点パターンが生まれるならば、ここでしょう。
セザーと、意外かもしれませんが、大竹に期待したいと思います。気持ちがある選手ですからね…。
…それと、今節書かずにいられないのが、初出場のペドロ・ジュニオール!!最低の出来でした!!
ボールを受けて、転ぶだけ!アピールも見苦しかったです。あれは、正直腹立ちますね。あの交代策も
ブレーキになったと思います。ガッツリ叱ってもらって、次はきちっとしたところを見せて欲しいですね…。
ホベルトもいなくなって、外国人たちはまだ不安定です。それと、上里。ここで使ってほしかったですね。
きっかけを失った気がします。ベンチに入れて使わない、クマさんそれが分からない。
ただしシーズンは始まったばかり、まだまだ楽しみの方が多いです。まだ余裕です。ブーイングも、
まだ余裕があるうちにしておいて正解では!?昨年、城福さんが辞めた後じゃ、出来なかったわけですし。
そういう経験も、サポーターの中に、積み重なっていくんだな、と感じています。こんなもん、まだまだ天国。
地獄は、もっともっと、先の話でしょう。
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2011年4月30日(土)13時 キックオフ @味の素スタジアム
東京 0 - 0 札幌 前半0-0 【得点】なし
スタメン:権田、椋原・今野・森重・阿部巧、徳永・梶山・谷澤・鈴木達也、セザー・高松。
交代は高松→ペドロ・ジュニオール、鈴木達也→中村北斗、高松→大竹。