リーグ戦の合間に行なわれるカップ戦、伝統のナビスコカップ・ファイナルが今年も11月3日の今日、
国立競技場でキックオフです。今年の対戦は、サンフレッチェ広島vsジュビロ磐田。シブいカードですな。
 
ナビスコカップファイナルは、リーグ・天皇杯と違って、優勝してもACL出場権などには関係ないのですが、
それだけに、ファンも余計なことを考えず、ただ「勝ちたい」という気持ちを乗せて応援できる、一種ファンの
お祭りみたいな雰囲気になっています。オールスターとも違って、単なる華試合ではなく、賞金もかかって、
きちんとタイトルとしてカウントされているところに、価値があります。
 
もっとも、この価値を作ってきたのは、スポンサードを続けてきたヤマザキナビスコと、出場するJクラブ、
サポーターだと思います。ベストメンバー議論や、大会自体の消滅など、幾度のピンチを乗り越え、特に、
2000年代に入ってからのレッズ、FC東京、ジェフの優勝あたりが大きく影響したということです。レッズは当時、
Jリーグ優勝する前で、何がなんでもタイトルがほしかった頃ですね。いま獲らないでいつ獲る!?みたいな。
1年目、鹿島に阻まれ、2年目で悲願を達成するわけですが。そのあと、FC東京が圧倒的不利を翻して
優勝して、オシムのジェフがV2、このへんからリーグ中位、ローカルチームのタイトルチャンスの大会、
といった風合いが出てきます。大分、そしてまたFC東京。で、今年…たぶん、広島でしょう。
 
広島は稀有なクラブで、J2に降格しても、現在の監督、ペトロビッチを解任しませんでした。主力の
多くも長くチームに在籍し、ペトロビッチの薫陶を受けた選手たちばかり。中四国を支える古豪として、
一丸となったアットホームな雰囲気があります。ゴール後のパフォーマンスで最近は有名で、そんなところ
にも、このチーム特有の団結力を感じ取れて、ほほえましくなります。94年も、バクスター監督のもと、
当時最強のヴェルディを向こうに渡り合ったクラブなんですよね…。ペトロビッチは、試合後のコメントなんか
でも、何を言っているのかよくわかんないことが多々ありますが(笑)。うまそうで、うまくない、みたいな。
 
Jリーグカップは、Jリーグファンに愛でられたチームが勝ちます。
今年は、広島が勝つのではないでしょうか。個人的にも、弟がファンなので、勝たせてやりたいです。