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ベスト8に唯一残ったアフリカ勢、ガーナ。
若年層から、アフリカの強国として有名な代表チームです。南アフリカ代表は予選で敗退してしまい、
現地の人たちは、この残ったアフリカ大陸のチーム、ガーナをみんなで応援しているとのことでした。

南アフリカ代表の愛称“バファナ・バファナ(ズールー語で少年、の意)”にちなんで、
“バガーナ・バガーナ”と、ガーナをもじった呼び方で、応援しているようでした。
実際、ガーナ人なのか、国旗を持って振りかざす黒人の姿もたくさん見られました。

着いて初日の夜、ケープタウンで行われている、FIFAのファン・フェスタで観戦することにしました。
古豪ウルグアイと、そのガーナの準々決勝です。なにしろ、南アのガイドブックには、夜は出歩かないに
越したことはない、とあったので、相当ビビっていきました。

しかしそこは、同行のfujiさんも非常に落ち着いておられ、また街には、ワールドカップめあての
観光客と見える外国人も多かったので、オープンな雰囲気で楽しめました。
さすが、ワールドカップです。

この日の昼間、オランダがブラジルを降したことをfujiさんから聞いて知りました。観光で走り回っていて
試合のことを忘れていたのでした!なんと、ブラジルが負けるとは!!驚きました。となると、この
ウルグアイvsガーナの勝者と当たることになるオランダ、決勝進出はかなり有望だと思いました。
オランダ人は街中で奇声を挙げて、喜んでいました。おのれにっくきオランダめ(日本が対戦)!

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とりあえず、ロングストリートのバーで、適当にメシを食います。
バナナの焼いたやつにベーコンをまいて、シロップで食べる大学芋味の焼きバナナや、マッシュポテト、
カリカリに揚げた黒い(笑)チキンカツなどで、まあ、実に適当に腹を満たしました…。
ガイドブックのアフリカ料理屋さんが、席がいっぱいで入れなかったのが、悔やまれます…。

ファンフェスタは、市庁舎の前の広場で、大型スクリーンを2台、さらに前方にその4倍ほどの超大型
スクリーンで映していました。会場に入るには結構厳しい制限があるとも聞いていましたが、実際
チェックもそれほどではなく、現地の人たちもみんなでブブゼラを吹いて集まっていました。夜になると
けっこう寒くて、みんなダウンやコートを着て集まっていました。もっとも、日本の冬に比べれば暖かい
のですが(笑)。

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試合は、ウルグアイの厳しい守りに苦しんでいたガーナが、少ないチャンスをモノにして先制しましたが、
後半追いつかれると、あとは互いに一進一退。リスクをかけずに延長戦の後半まできました。で、最後の
猛攻を仕掛けたガーナが、決定的なヘディングを放ったところで、ウルグアイのスアレスが、手を使って
ボールをはじき返す、文句なし一発退場のハンド!!延長後半ロスタイム、会場は爆発的な喜びの声で
つつまれました…。PKを決めて、ガーナが準決勝進出!!試合の行方は決まったかに見えました。

が、そのPKを、ガーナのギャンが外してしまいました。先ほどのPKゲットの興奮冷めやらぬ会場が、
一気にクールダウン。頭を抱えたり、顔を覆うアフリカの人たち。目をひんむいて茫然自失です。
そんなガーナに、勝利の女神は二度と振り向かず、PK戦で2本のPKを止めたウルグアイが、しぶとく
準決勝にコマを進めました。対戦相手に恵まれたとは言え、さすがです。スアレスは英雄ですね。

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かくして、バガーナ・バガーナは敗退し、アフリカ勢は大会から姿を消しました。
南アの国民の失望も小さくないでしょうが、これで明日の試合(アルゼンチンvsドイツ)がどうなるか。
ブラジルが負けた今、アルゼンチンにとっては千載一遇のチャンス、のはずでした。南米の意地は、
マラドーナが率いるアルゼンチンが見せてくれるはず…そう思って、まだまだ賑やかな街を、タクシーで
ささっと後にしました。流しのタクシーだったので不安でしたが、まあ…なんとかなりました(笑)。

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