ドイツの現・皇帝、ミヒャエル・バラックが、なんと直近の試合で負傷してワールドカップ絶望と。
ドイツ代表にとっては大きな痛手でしょう。レーヴ監督のドイツは若返りの最中でベテランと
若い選手がミックスされて、精神的支柱であるバラックの存在はチームにとっても大きな存在。
33歳という年齢を考えてもキャリアのピークを越えたバラックにとって、本当につらい出来事と
なってしまいました。

FAカップ決勝で、相手チームポーツマスのケビン・ボアテングのチャージを受けて右足首の
じん帯損傷。WEB上の写真ではボアテングがかかとでバラックの右足甲を踏みつけている写真が
アップされていました。

ボアテングは兄弟でプロサッカー選手で、ガーナ人の父親をもち、ガーナとドイツのの二重国籍。
今回の登場人物である兄のケビンはガーナ代表を選択してワールドカップ代表候補入り。
一方、弟のイェレメ・ボアテングはというと、ドイツ代表を選択し、こちらもワールドカップ出場の
代表候補入り。これ、フクザツな状況ですよね…。(弟はハンブルガーSV所属)

ドイツ代表のチームメイトにしてみれば、同じ代表の仲間であるJ・ボアテングの兄が、リーダー
バラックをケガに追いやったともとれるわけで。ボアテングのお父さんが新聞インタビューで
決して故意にケガさせようと思ったプレーではない、というコメントも出したりしていますが、
ともすれば大きな禍根を残しかねない事件ではないでしょうか。ドイツにはスキンヘッドの
ネオナチまがいのフーリガンもいることですし…変な事が起きないか心配です。ボアテングがアフリカ
の血を引いているところなども、アフリカ諸国がナーバスにならないとも限りませんよね…??

当事者たちの発言を見守りたいと思います。願わくば、気の利いたフォローをかましてほしいですね。
バラックが一番つらくて、同様にボアテング兄弟もつらいでしょう。ドイツ代表も複雑。
オールアンハッピーな状況で、憎しみより、思いやりをもって。丸いボールと同じことですね。