マット・デイモン主演、実際にあった出来事をもとに、企業内部告発した主人公のてんまつを
描く作品。ところがサスペンス要素はまったくなくて、いい加減で言うことがころころ変わる性格の
主人公によって、訴えられる企業も、企業の捜査に乗り出すFBIも、弁護士たちもみんなが
振り回されるというヒドい展開。

中心に立っているマット・デイモン演じるマークがものすごくいい加減なヤローで!!
工場で細菌が発生し、責任逃れのために日本企業(アジノモト)の陰謀だ、脅迫を受けたと
ウソをつく。捜査に入ってきたFBIに協力するうちにスパイ気分が盛り上がり、しかしそれが
ウソと分かりそうになると実は…!!といった感じで、思いつきで自社の企業カルテルを暴露。

話は一気に大ごとに。しかしウソから端を発したお粗末な告発は、決定的なところまでいって瓦解。
マークが秘書にガサ入れの日付をスケジュールとして伝えていたこと。さらにマーク自身も結局
裏金を受け取っていたことなど、それらを取り繕おうとさらにウソを重ね…。もうみんな振り回されて
グチャグチャのグダグダになって…結局最後は監獄行き。ウソツキ男の悲しい結末でした。

観ていてホントにイラッとします(笑)。
いい加減なヤツってこんなに迷惑なんだな…と、身につまされますね(苦笑)。
こういう風にならないように、ちょっとしたことでもキチッとしていかないと…大人は。自戒を込めて。

サスペンスとしてもコメディとしても中途半端。実際に会った出来事なんだな、ということで
かろうじて意義を感じますが…イライラする映画!シニカルが好きな方はどうぞ!?あと思わせぶりな
モノローグで、イマイチ入っていきづらかったです。最初はなんだこの話?と思いました。

40点/100点中