上司がイタリアに出張に行ってきて、初のヨーロッパにいたく感動したらしく、ケータイ写メの
写真をたくさん見せてもらった。建物が違う、景観が違う、だから発送が違うんだよ!と。
いわゆるブランド品のブランド発祥はイタリアが多いわけで。グッチもブルガリもイタリアです。

たしかに、歴史を重んじるヨーロッパでは町の景観を保全するために厳しい条例などがあって、
だから風景がベタベタにヨーロッパ然としているのですね。最近都市計画の本を読んで日本の
都市計画というものがいかに思想なきものであるか、東京都心の再開発などに見る成功例と失敗など
(本によると、汐留は最悪、六本木ヒルズは成功、代官山はもっと広い意味での成功とか。町田未読)
を見るにつけ、将来的に東京をどういう風景にしたいかもっと具体的に考えていくことの重要性や
行政の責任、建築家やデザイナーの仕事などに大変興味が湧きました。

宮崎駿ジブリ美術館で一端を具現化させていますが、ちょうど2000年頃に公園を作ったり
理想の町、植物と人間が一体化した面白い町をスケッチしたりしてこういう、なんていうんですかね、
ランドスケープ(…って、ウチの会社に以前いた方はそれを専門になさっていたようです)って
いうような??そんなことやっていたのを見て面白い!と思っていました。岐阜の養老市に天命
ナントカ公園っていう、地面とかうねうねしていて目の錯覚なんか利用して真っ直ぐ歩けなくなるような
公園があるとかそういう話。風景が、環境が変われば思考が変わるんだ、みたいな。
もっともっと、面白い町に住んでみたいな~とかって、ありませんか?

なんでも折衷してうまくまとめちゃうような日本人の寛容さ、器用さというのはものすごく好き
なんですが…ブランドを商売にしていると、ヨーロッパのそういう思想を持ち込んで、意図的に
演出しないといけないなあ、と思うことがあります。ブランドっていうのは、やっぱりそれなりに
プライドや歴史に支えられていて、どんなもんでもそれなりに、チャラくないもんですな。
たまにはアーティスティックなそういうものに目を向けないと!世界を創造しないとね!!!