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FC東京のガンバに移籍することとなりました。
フランスのレンヌから東京に来て4年、チームの柱として活躍してくれたブラジル人です。
ケリーに続いて、ブラジル人らしからぬ小奇麗な名前。ルーカス。あだ名はルーコン。
語ろうと思ったらいろいろな背景がありまして…。

まずルーカスはアマラオの後継者としてサポーターから過大な期待を背負って入ってきたという経緯が
あります。アマが去った後、新しく来たブラジル人FWに誰もがアマと同じ役を期待したものです。
戦術的なチームの中核、精神的な柱、そしてチームのアイドル…。
アマが偉大だっただけに、ルーカスは最初そのプレッシャーからなかなか活躍できずにいました。
年は僕と同じ。早生まれなので学年はひとつ上になりますが。フランスでも思ったように活躍
できずにいたと聞きますから、東京ですぐに活躍するというのもなかなか難しかったでしょう。

ルーカスはブレイクしたゲームがあって、今なお語り草とされる2004年6月(だったかな?)の
ホーム名古屋戦。強引なドリブルから2ゴールで0-2からの逆転勝利。前半戦ホームで勝ちきれない
試合が続いていた東京は、この試合を機に覚醒したルーカスと共に勢いを増していったのです。
停滞したチームに変化というものは突然訪れる、可能性を信じて勇気を出してスタジアムへ行こう!
そのゲームはそう教えてくれたように感じました。きっかけとなったのはルーカスでした。

スタジアムでもスタンドから声を掛ければいつも笑顔で手を振ってくれました。どんな時もサポーター
には笑顔で接して、それだけで価値がある選手でした。優しすぎるとの批判もあったかもしれませんが、
それとこれとは別の話で。清水で、柏でメインから手を振ったんですが、練習場で会ったときに
「アナタ、イタネ~」なんて、覚えていないだろうにそんな風に声を掛けてくれたのが嬉しかったです。

戦術的な理由でゴールからは遠ざかっていたルーカスですが、僕はストライカーとして使ってこそ
ルーカスは生きると思っています。アマの残像を見ていたのかな…そうは思いませんけれども。
アマラオ以降、ひとつの節目となるのではないでしょうか。寂しいけれど仕方ないです。アマと優勝
したかった、なんて時があったように。ルーカスと強くなりたかったなあと思います。
東京から出ていっても、頑張って欲しいです。長く続けて欲しいと思います。

それにしても憎いのはガンバ。加地に加えて、今野にもオファーを出し、ルーカスを奪っていきました。
苦手な相手ではないので、当面は苦しめてりたいと思います。許しませんよ!!!

【写真】今季最終節、甲府戦試合後のルーカス。涙で見えなくなってます…。