


優勝候補本命、南米代表ボカ・ジュニアーズと、アフリカ代表エトワール・サヘル。
試合はパチューカ戦と同じように、格上の相手に対して引いて守るエトワール・サヘルに対して、
前半はボカがほぼ一方的に攻める展開。とにかく気合入りまくり。攻めても守ってもダッシュダッシュ!
相手を見て手を抜く様子がありません。こんなに走って後半もつのか…?と心配になったほどです。
前半35分を過ぎて、左サイド駆け上がった選手から、ニアサイド、手前の相手DFよりも先に
ゴールに向けて走りこんだネリ・カルドソ21歳にパスが渡り、ニアサイドをゴール天井をぶち抜く
ようなファイン・シュートでボカが大方の予想を裏切ることなく先制します。ここまでの出来で、明白な
実力差が、両チームの間にはあるんだと思わされてしまいました。まるでワールドカップ、よく走る
アルゼンチンと、チュニジアのような感じで。ボカ、前半はかなり良かったです。
そして後半、前半走ったボカがガス欠になってしまう…そんなにカンタンな展開でもないだろうと
思っていましたが、果たして試合はその方向へ流れていきます。なにより、エトワール・サヘルのゲーム
プランが前半守って後半勝負、パチューカ戦と同じもの。後半立ち上がりから、明らかに前半とは
違う顔を見せてきます。ボカもやや慎重に構えたところで流れは徐々にエトワール・サヘルへ。
サヘルの選手を引っ掛けて、ファウルを取られ、イエローカードを提示された選手が直後の審判への抗議
を問題とされレッドカード!この日の審判、この手の不正には敏感でした(いや、普通に2枚目だったようで)。
あっという間にボカの選手が一人退場。リードしている方が退場者を出すという南米のカオスを彷彿
させる(このへん強引ですが)展開。ますますボカの守勢、サヘルの攻勢といった向きが強まります。
FWをどんどん投入して勝負に出たサヘルですが、交代枠を前半のアクシデントで使ってしまっていた
のがまた勝負のアヤとなりました。引いて守るボカに対して、2TOPで打開しきれず。セットプレー、
体を張ったプレーもあとわずかのところで届きません。もう一人、もう一人FWがいれば…!
試合は分からなかったと思います。結局ボカがなんとか1点を守りきって粘り勝ちです。ボカも交代が
遅く、なんで~??と首を傾げてしまいました。パレルモなんかよりもスピードのあるFWはいない
ものか、と傍目には見えました。2点目が取れなかったのが不満です。
結果だけ見れば順当な勝利。でもエトワール・サヘルも惜しかったと思います。試合後、サヘルの選手は
泣いていました。それだけ惜しかった試合だという事ではないでしょうか。その少しの差が、世界での
差ということもできますが…紙一重ですよね。サッカーは!ただやはり、ボカはいいチームです。
よく走って、よく守って(背番号4イバーラなんか小柄で屈強なディフェンスは東京の藤山みたい
でした!)まとまっていました。さすがです。明日はいよいよミランが登場。楽しみです。