アジア・チャンピオンズ・リーグを戦っていた川崎フロンターレは、イランのセパハン・イスファハン
という、今まで日本のサッカーファンが聞いたこともないチームとホーム・アンド・アウェーで試合を
こなし、いずれも0-0のスコアレスドローとした後の、ホーム等々力競技場でのPK戦で敗れ、
大会を終えました。この大会に優勝してアジア・クラブチャンピオンとなると、年末に日本で開催される
クラブ・ワールドカップに、アジア代表クラブチームとして出場が可能だったわけです。
各大陸リーグ・チャンピオンを決めてトーナメントで争う、アレですな。

イスファハンというのはイランの首都テヘランから400キロ離れた場所にある町らしい…というだけで
一生のうちそこに行けるかどうか分からないでしょう。いや、行けない可能性のほうが高いはずです。
フロンターレはさらに決勝トーナメントの前の予選リーグで、タイのバンコクにあるバンコク大学、
さらにインドネシアのマランという小さな町にあるアレマ・マランというクラブとも対戦しています。
マランは首都ジャカルタから飛行機で1時間、スラバヤという町から70キロのところ。
列車で行けるらしいです。このすべてのアウェーゲームに参加したサポーターのホームページに、日記が
アップされていて読めば読むほど熱い気持ちになります。

『わかの観戦日記』というこのホームページ:http://waka77.fc2web.com/index.htm
ですが、サポーターはつねに戦わなければならないと思っている、という言葉が、ガツンときます。
アジア・チャンピオンズ・リーグ、予選の最初の試合、マランへの遠征記に書かれた一節です。

こういうことを乗り越えて、クラブはでデカくなっていくんだなあ、と本当にうらやましいです。
国内でナビスコカップのタイトルを獲ったときも次のステップだ、ととても嬉しかったのですが、
この日記を見ていると本当にうらやましいです。親善試合でスペインのラ・コルーニャに遠征し、
当時リーガ覇者だったデポルティボ・ラ・コルーニャを打ち倒し、ファン・アクーニャ杯という
ローカルトロフィーを持ち帰ったのが、それに近い疑似体験の機会だったな、と今でこそ少々惜しいと
思うのですが、本物のタイトルのかかった公式戦を、クラブと共に遥か異国で戦うサポーターの
気持ち…想像するだけでテンションがあがります。

チャンピオンにだけ与えられた特権。うらやましいですね~~。