アジアカップのカタール戦、日本は1-1のドローで試合を終えました。
前半にカタールが取った作戦は自陣に引いて守るドン引きサッカー。カウンターにもキレなく、
日本もほとんどの時間をマイボールで過ごしながら引いた相手を崩しきれず。ゴールがないまま
0-0でハーフタイム。

後半になるとカタールも攻めに出ます。カタールが前に出てきたことでできたわずかなスペースを
活かして、日本の選手もゴール前に侵入できるようになります。左サイドから山岸が、加地がいい形
で突破を見せ始めたその直後、左サイド抜け出た今野からのマイナスの低いクロスに合わせたのが高原!
ゴールに背を向けながら足首をクイッと持ち上げるような見事なテクニックで、ボールをゴールに
流し込みました。このところのゴールパターンの多さはドイツで揉まれた賜物でしょう。
ホント、ブンデス・リーガのストライカーっぽいなあ!!なんて感心してしまいます。

ところが。残り5分、自陣ペナルティエリアより若干手前、ほぼ正面の位置で阿部が致命的なファウル。
直前に一本強烈なフリーキックを外していたウルグアイからの帰化選手、セバスチャンのリトライ。
右足一閃、振りぬいた強烈なシュートが今度は確実に日本のゴールに突き刺さりました。
すごいキッカーでした。そしてたった一つのファウルが致命的な結果を招いたことが、悔やまれます。

今日のカタールのような相手にはきちんと勝ちきってこそ評価できるというものです。ドローは
カタールの作戦通り。作戦で負けです。オシムは「カタールをブラジルかフランスのように思って
全力で戦う」と必勝の決意を示していましたが、果たしてカタールはフランスでもブラジルでもなく、
日本を相手にドン引きしてくる現実的なアジアの国でした。あれだけスペースを与えてもらえないと
さすがに攻撃も組み立てづらいと思います。ただし決定機もたくさん外してしまいました。
山岸、羽生。ジェフだけのせいにはしたくないですがジェフが好調だったら…!と妄想もします。
惜しい試合を落としました…悲観するまでではないでしょうが。これで気持ちを入れ直して、最終的に
帳尻が合えばオールOK!!まだまだです。