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土砂降りの東京を脱出、富士山を見送って東名を西走すると、清水には太陽が燦燦と輝いていました。
この日の静岡はもう夏!奇跡の天候回復に恵まれた日本平で、いざキックオフ!!

この日のは右サイドハーフ(ウイング)の石川、左のリチェーリを負傷で欠き、前への推進力が
失われたかのように思われました。ナビスコ予選最終戦で好調だったFW赤嶺もまた負傷で、ベンチには
久々に平山が。ここ数試合集中してきているディフェンス陣は信頼できるとして、ではどうやって点を
獲るか。今後上位進出をうかがうためにもここにポイントがあることは間違いないはずです。

一方清水も韓国代表のストライカー、チョ・ジェジンを負傷で欠き前線の恐さは半減していました。
しかしながら清水の昨年の躍進の要因でもあった中盤の構成力。兵藤、枝村、新人王の藤本、伊東テル。
この4枚は強力です。ストライカーを欠いて中盤でのつぶしあいから飛び道具、またはセットプレー。
東京が勝つとすればまずじっくり耐えて、一発を狙う。そんな我慢のゲームプランだと思っていました。

ところが試合が始まってみると、東京の中盤が清水を圧倒します。
原動力となっているのは、ここ数試合好調を維持する。完全にスケールアップしました。
元々独特の間合いでボールキープが出来る選手なのですが、特筆すべきは最近の守備意識。
普通ボールを奪おうと思って体をぶつけにいくとお互いにバランスを崩してボールを自分でキープ
できるかは五分五分、といった感じになるのですが梶山は崩れてもマイボールをキープして前を向き、
味方へパスをつなぐことが出来ます。これまではボールに対して執着心がないというか、このへんが
淡白だったのですが先月4-1で勝ったジェフ戦あたりから粘り強さが加わってきていまやすっかり
中盤の柱として機能しています。ボールを持って倒れない、倒されれば相手がファールをとられる…。
まるで中田ヒデ!!中盤の王様状態!!梶山かなりオススメです!

さらにこの日はTOP下に入った西が味のあるフォローでさらに梶山を引き立てます。
梶山が一旦福西に預けて梶山!みたいな。福西は動いていないところがポイントです(笑)。
原監督の試合後コメントが福西をうまく評しています。時々サボるけど、前とのつなぎで仕事が出来る。
正直、福西はもっと動いてもいいのに!とも思います。守備に入ったときはもっと追えるはずです。
ジュビロ時代はそれこそ梶山みたいな動きで攻守に大活躍していた印象…どうしても今のプレーは
力半分に見えてしまいます。それだけ東京は伸びしろがある、と思えればいいんですけれど(笑)。
結局梶山よりも先に交代してしまいました…。おつかれ~みたいな??どうなんでしょう。

…と、梶山と福西について先に書いてしまいましたが、この試合のMVPはノリオこと!!
左足で2ゴール!1点目の弾丸ミドルに2点目は清水のキーパー西部の足元を狙いしすました見事な
シュート!立ち上がり、左で持ったボールをシュートモーションに入ったところでカットされたものの、
その後あきらめずに、そしてたぶん少し早くシュートにもっていったファイティングスピリッツに
「巧!!」です。試合2日前のトーチュウでゴールへの意欲を語っていたまさに有限実行!!
バモス!!ノリオ!!ゴラッソ!!!さらにも調子に乗ってゴラッソ・ミドルでトドメの3点目!
清水を撃沈です。3-1。完璧!!!!昨年の雪辱を果たしました!!
清水もFWにボールが収まらずに跳ね返され、中盤では梶山・福西に圧倒され打つ手なし。
立ち上がりこそカウンターから伊東がマイナスのパスからミドルシュートを放つなどしましたが、
散発的な攻撃に終始し後半はチャンスなし。サポーターには少々不安を残したのではないでしょうか。

見所はたくさんありましたが、今の東京は本当にいいです。梶山がボールを追いかける動きが
中盤を底上げし、全体に波及しています。福西が増幅器となってこの試合は常に先手を取りました。
あえて課題を挙げれば前半終了間際に失点した時間帯。前半の残り15分のマネジメントですね。

さて、次節はホームに浦和を迎えての一戦。今ならば、浦和も一ひねり。全国のサッカーファンに
目にモノ見せてやりましょう。

写真は1枚目、歓喜のゴール裏(日本平の2F)。2枚目、攻守に圧倒する東京の中盤。
3枚目、青赤タオルマフラーにグルグル巻きにされた清水の名物マスコット、パルちゃん人形です。
清水よいとこまた来年!!!(あ、オールスターでパルちゃんとは再会か…。)