またまたサッカーの話で恐縮ですが、昨日からクラブ・ワールドカップが開かれています。
これはワールドカップが世界の国々で一番を決める大会であるのと同じように、各国のクラブチームの
世界一を決めようという大会です。サッカー協会の区分と同じに分けた各大陸ごとにナンバーワン・
クラブチームを決めた後、そのチームを集めてトーナメント戦で世界一を決めるというものです。

もともとはヨーロッパと南米のクラブチャンピオンの戦いによって世界一を決めていたトヨタカップ
が発展的快勝を遂げ、昨年ついに第一回クラブ・ワールドカップ(この名称も今年から)が開催された
次第です。トヨタカップはさらにその前身をたどるとインターコンチネンタルカップという名前で
開催されていたもので、これはヨーロッパと南米チャンピオンがホーム・アンド・アウェーで2試合を
戦い、勝者を決めていたのですがファンの加熱ぶりがすさまじく、中立地開催となったのでした。
その場所に選ばれたのが、南米とヨーロッパのちょうど真ん中にあった経済大国、日本だったという
わけです。ちょっとシャレていると思いませんか(笑)?
インターコンチネンタルカップが1960年、トヨタカップは94年のべレスvsミランが15回だったので1980年
からの開催だと思います(確認してませんが)。

参加各大陸とは、ヨーロッパ、南米、アジア、アフリカ、北中米カリブ海、オセアニアとなります。
アジア、とはもちろんJリーグのチームも含まれます。今年の優勝チーム浦和レッズと、2位の川崎
フロンターレが、来年のACL(アジアチャンピオンズリーグ)に出場し、アジア王者を目指します。
そこで優勝できれば来年のこの大会には、Jクラブが出場するという興味深い展開も期待できます。

さて、このクラブワールドカップですが、昨年もそうだったのですが対戦カードによってスタジアムが
ガラガラという状況になっています。ヨーロッパのクラブチームや南米の高い個人技が見られる
ワールドカップの縮小版というならばお客さんは集まりますが、オセアニアや北中米カリブ、さらには
アジアなどは一般のサッカーファンの興味をひくものではないようです。
アジアでは日本が一番、というのはアジアカップで日本が優勝した点ではそうですが、クラブシーンでは
潤沢なオイルマネーを使って選手を買い漁る中東諸国が強いです。今年は韓国の全北現代ですが、昨年は
サウジアラビアのクラブチーム、アル・イテハドでした。クラブの強化が代表強化にもつながっており、
ドイツワールドカップ予選のクウェート、バーレーンの躍進などは記憶に新しいところです。

さて、優勝候補ヨーロッパと南米が絡まない試合は興味がないという点について、決して否定はしません
が、サッカーの真髄とはどんなレベルの試合であっても楽しんで観られるというものです。
Jリーグよりもチケットは少々高めですが、是非足を運んでいただきたいと思います。
考えてみればサウジアラビアやエジプトやニュージーランドのクラブの試合なんて見る機会はレアです!
またもし、観客席がガラガラで盛り上がりに欠ける、と視察に来ているFIFA(国際サッカー連盟)の
お偉いさんたちに判断されてしまうようだと、今後日本での開催が中止になってしまうかもしれません。
サッカーファンならば時間とお金の許す限り、足を運ぶのが義務といっていいはずです!!
というわけで、クラブワールドカップに、行きましょう!!