
鹿島はすごく独特な雰囲気があります。それは、鹿島神宮のある鹿島のイメージ、漂う呪術的な雰囲気
です。Jリーグ初代リーグチャンピオンになった時、鹿島神宮から更新したというエピソードは大変
神秘的なものを感じさせました。鹿というのは太古の日本では鹿卜(ろくぼく)=太占(ふとまに)と
いって、鹿の角骨を焼いて出来た割れ目で吉凶を占う占いがあることから、本格的な原始呪術のイメージ
につながるのです。応援も、鈴のようなものを鳴らしてドンドンというよりもジャンジャンと鳴らす
のが主で、それが難解も反復してジャンジャンジャン…と鳴ると鹿島のゴール裏がどす黒い血の色
(国立の電光掲示板では赤、ではなく“エンジ”と表示されます)に染まったどこかの少数部族の祈りの
様子に見えてきてなかなか秀逸です。僕はいつも思い出すのは、ゴジラvsモスラで、モスラの故郷
インファント島に住む原住民(ザ・ピーナッツが双子の小美人なわけですが)です(笑)。
Jリーグでの歴史も輝かしいです。ジーコイズム(ドイツでの失敗で色あせましたが日本ではプロ意識
と言う言葉でJリーグ草創期一生を風靡した言葉でしょう)と一貫したブラジル人路線。
ジーコの連れてきたレオナルド、ジョルジーニョ、マジーニョ、ビスマルクなどの歴代ブラジル人。
小笠原、柳沢、本山などのゴールデンルーキー。しっかりとした育成組織、ホームタウン、スタジアム。
いろんな意味で尊敬できます。サポーターはイン・ファイトと言ってその筋では有名なグループが
ゴール裏をまとめています。磐田と覇権を争ったり3冠を達成した全盛期には最前列に大判のフラッグが
30本くらい並んで、それもプロ野球の西部みたいに(分かる方には分かるかと…?)綺麗に並んで
動くので大変勇ましかったです。もっとも、ゴール裏に行くと半ば強制的に応援に参加させられるという
悪評もあり評価は分かれるようです。自分も一昨年の鹿島での浦和戦で、負けた選手に紙コップを
投げ込んだところ、その選手がなんと紙コップを投げ返し、さらにあろうことか鹿島サポーターがピッチ
に飛び降りてその選手につかみかかる、という事件を目の当たりしたこともあるのでなかなか血気盛ん
…といえば聞こえはいいかもしれませんが乱暴な一面もあるに違いないです。出入り禁止の告知も
ホームページではよく見ますね。もっとも一部のサポーターの暴挙でしょう。
いろんな意味で、チャンピオンの鹿島。ジーコの魂に、鹿島の呪術にかかって鹿島ではアウェイのチーム
はもっぱら苦戦必至です。いざ、秘境(実際茨城は秘境…?笑)鹿島へ!!ってところですね。
東京は怪我人もいますが、まずはここ最近不安定気味なディフェンスに注目して観てきたいと思います。
ちなみにタイトルは、そういう風に謳うチャント(コール)があるので、書いてみました。
高校時代の友人が鹿島ファンで、よくゴール裏に遊びに行ったものです(苦笑)。