



2泊3日と短かったのですが、初めての高知、四国旅行と言うことでとても印象的でした。
高知に行く前には、なんと言っても“坂本龍馬の生まれ故郷”というイメージが一番にあったのですが、
実際に行ってみると、高知は龍馬以上に『マンガの県』なのでありました。あとで書きますが、高知は
アンパンマンの作者やなせたかし氏の出身県で、ホントに街中アンパンマン一色でした(笑)。
市の中心部に横山隆一記念まんが館という博物館があり、そこには高地出身の漫画家について網羅して
多数紹介をしていました。こんな風にマンガというくくりで県を紹介した博物館も珍しいのではないか
と思います。高知は毎年マンガ甲子園という高校生のマンガの全国大会を開催していることでも有名
なのですが、やはり県が力を入れて取り組んでいる様子が伝わってきて熱くさせられました。
常設展示の横山隆一氏関連のもの(『フクちゃん』の作者、展示には手塚治虫関連のものも多数…)と、
期間イベントで同じく同県出身の山田章博氏(『ロードス島戦記』、『十二国記』の挿絵などで有名)
の展示があ見られました。山田章博氏の細密なイラストと世界観は見事でした。初期の作品には大学で
見たような同人誌的な作風が見られて興味深かったです。一枚絵が特に素晴らしく、図版を買いました。
そして坂本龍馬をしのぎ、いまや同県最大のスターとなったアンパンマン。
そのアンパンマン・ミュージアムは、作者やなせたかし氏のふるさと土佐山田町にあります。高知駅から
特急で20分、土佐山田駅からバスで20分程の道端に、突如現れました。もともと童話を書いていて、
最近ようやくアンパンマンで広く知られるようになった氏の作品思想を詳しく知ることが出来ます。
「正義をつらぬくには、自分が傷つかないことはない」。谷底に落ちてひもじいウサギの子の元に飛んで
きて、アンパンである自らの顔をちぎり分けて与えるアンパンマンのイラストには、そんな氏の文章が
添えてありました。子どものための優しいヒーローが、アンパンマン。その優しさが心を打ちます。
またアンパンマンの優しさを引き立たせるために生んだ悪役、バイキンマンにも並ならぬ思いが込め
られているんだと知りました。この宿命のライバルの決着は永遠につかない、というところが実に深い
んだな、と。人間のこころの中の善と悪との戦いなんだから、というようなことだそうです。
そんなまっすぐで深いところからくる思想が、アンパンマンの人気の秘密なんだと思いました。
坂本龍馬関連では、高知城の天守閣に登ってきました。もっとも坂本龍馬というよりは、土佐の歴史
そのものを想うに相応しいと言えるのではないかと思います。現在NHK大河ドラマが、この高知城を
築く山内一豊と、そして有名な一豊の妻の話。城内その特設コーナーもあり、マスコットキャラクター
かずとよくんのデザインは、もちろんやなせたかし氏でありました(笑)。
また月の名所として有名で、龍馬にも縁の深い桂浜にも行ってきましたがこちらは最悪。何がかと言うと
浜辺に立っていると、隣接する水族館のイルカショーやらフラダンスショーやらのアナウンスが流れっぱ
なしなのです。アナウンスの合間には歌謡曲が。常にそれが流れてきて雰囲気ぶち壊しでした。
日本のダメな観光地そのままの風景に、思わず苦笑せざるを得ませんでした。
以上、高知で訪れた観光スポットなどの紹介です。続きはもう一個日記書きます。