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ワールドカップの醍醐味に、世界中から集まったサポーターたちとわずかの間でも、たった一言でも
触れ合えることがあると思います。今回もドイツ人はもちろん、いろいろな人に出会えました。

一番印象に残ったのはクロアチア戦で日本人の客とクロアチア人の客がケンカになりかけたことです。
…といっても、明らかに理不尽な日本人が悪いです。

僕の後ろ列に、ドイツ人らしきサポーターが3人座っていました。その後ろに、全身を赤と白の
市松模様で固めたクロアチアサポーター3人が座っていました。クロアチア人、ドイツ人、僕らは
試合前にはお互いの国の話などをして、楽しい雰囲気でした。ところが試合開始直前、2つ隣の
通路に面した席に座った日本人、この客がひどかったです。
一人で来ているようでしたが、試合中に興奮すると立ち上がって観戦を始めるのです。
当然後ろのクロアチア人、ドイツ人たちは見えなくなってしまうわけで、「座ってくれ」と申し出ます。
ところがなんとこの客、その依頼に対して「No!Stand up!! ナントカカントカ!」と、拒否。
何か英語でまくしたててキレまくる、という最悪のリアクションを披露したのです。
ビックリしました。さらに前半10分までこの調子、日本のチャンスがあれば立ち上がりヤジるヤジる。
「お前ら今の自分たちの立場わかってんのか!!」とかナントカ。…隣でこれはつらいです(苦笑)。

ドイツ人たちもクロアチア人たちも食い下がります。極めて丁寧な言い回しでなだめるように着席を
促していました。それでも同じように、半分キレ口調で「NO!」一点張りの日本人。
業を煮やしたクロアチア人の一人が、その客の前の席に行き、試合を見えなくさせようと立ちふさがる
マンマークを敢行。手を叩いて喜ぶドイツ人とクロアチア人の客。ざまあみろ!ってなもんです。
するとこの客、前のクロアチア人につっかかり、なんと胸を小突いたのです!!クロアチア人もこれには
顔色を変えて日本人客に詰め寄ります。次の瞬間、周りに居合わせた男たちがいっせいに2人の間に
割って入りました。「おいおい!」と僕もマナーの悪い日本人に言うしかなかったです。
ドイツ人も激しい口調でお前が悪いぞ!と言っているようです。ドイツ人たちはクロアチア人にも何か
言っていました。悪いのは日本人なのに…。なにか同じ日本人として、非常に気まずかったです。
スタジアムはみんなのもの。立って応援することはワールドカップでは難しいでしょう。いろいろな
国の人が来ているのですから、いつもと違う応援の仕方になっても譲り合いの気持ち、フェアプレーで
お願いしたいものです。後半は、僕やドイツ人たちで一緒にニッポン・コールをするようになり、
完全に声で圧倒することでそいつを黙らせました!もとも、試合はご存知の通りでしたが…。

逆にイラン戦のスタジアムではイラン人が大変親しげに話しかけてきてくれました。
俺たちはアジアの仲間だ!なんて言ってパチリ。にぎやかです。
試合後のポルトガル人も寛容。フランクフルトの国際的な空気がリベラルな雰囲気を生んでいたので
しょうか。居心地が良かったです。街を歩くと、あらゆる店先でオープンカフェスタイルでのPV。
通りがかると、「ヤーパン!!(ドイツ語でJapan)」といって声をかけてきます。
もっとも、日本が調子悪かったので苦笑い気味でしたが…。ホント、肩身狭かったです(笑)。
ホテルにはアルゼンチン人、フランクフルトのチケットセンターには酔っ払ったチェコ・サポーター
がいて、日本人を見つけると「ナゴヤ!オオサカ!!」と絡んでいました(笑)。
ナゴヤを知っているのか?と声をかけると、なぜかスゴスゴと去っていきましたが…。チェコはその時
までは一戦目を3-0でアメリカに快勝していたのですが、その後ガーナに敗れ最終戦ではイタリアに
敗れ、決勝トーナメント進出できませんでした。彼らも帰国したのかどうか、今も気になります。