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さて、深川にJリーグチーム、の本拠地があったことを、皆様ご存知でしょうか。
東京ガス野球部の練習場として使用されていた深川グラウンドにサッカー部が移転してきてから、
そのままJリーグを目指すFC東京の練習場として、Jリーグ昇格後も使用されていたのが
江東区猿江町東京ガス深川グラウンドなのです。

今日はその深川グラウンドについてご紹介と共に、現在の様子を簡単にご覧いただきましょう。
隅田川方面からだと清洲橋通りを葛西方面へ、四つ目通りを左折して橋を渡り、左手に見えますのが
東京ガスの社屋と社員寮。これを右手に曲がりますと間もなく左にスコンとひらけた空間、
そしてそこにはの(今の季節は茶ですが)ピッチが!そう、そこが東京ガス深川グラウンドです。

現在ここでは、高校生・中学生年代に当たる、FC東京ユースジュニアユースの選手たちが
日々練習を行なっています。ユースとはJリーグチームの下部組織として存在する高校生以下
年代のサッカー部のことで、公立・私立の学校の部活とは違う、プロを目指して練習する子供たちの
ためのサッカーチーム
なのです。ユースで実力が認められれば、高校卒業と共にTOPチームへ
「昇格」を果たし、Jリーガーの仲間入りとなるわけです。実際、この深川で日々鍛錬を重ね、
プロとして活躍するJリーガーも出てきています。
元々東京ガスのサッカースクールを母体として発足した、というチームの経緯などは、クラブの
公式ホームページでもご覧いただけます。

FC東京のユース年代育成には定評があり、去る12月29日には国立競技場でFC東京U-15深川が、
この年代の国内大会である高円宮杯決勝で、浦和レッズのユースチームと戦っています。
惜しくも準優勝となってしまいましたが、毎年上位に顔を出す実績は注目されており、かつては
世界大会でACミランやパリ・サンジェルマンのユースチームと試合をし、世界6位という
栄冠に、三菱や読売と言った旧来の名門サッカークラブに先んじて輝いたということは、他のクラブ
と違った、首都・東京という肥沃な土地柄ならではの特色と言えるのではないでしょうか。

そんな子供たちにとって、地元東京カラーが目に付かないことはちょっぴり寂しい
みたいです(苦笑)。とりあえず、練習後の差し入れに行ったりしますが、地元の僕らが、
もっと盛り上げてあげられたらいいな、と思う今日この頃です。

※他のサイトに乗せた文章を修正・転載しました。FC東京をあまりご存知ないという方、是非
ご一読ください!