
ティム・バートンとジョニー・デップの定番コンビの『チャーリーとチョコレート工場』。
観に行かれた方も多いのではないでしょうか。
で感想はと言うと、ほぼ観たいと思っていた通りの映画でした。が、若干不満も…後述します。
ティム・バートンのいつものファンタジー溢れるハッピーエンドのおとぎ話。
観る前に描いていた、いい人、ジョニー・デップ演じるウィリー・ウォンカはゆがんだ人間でしたが…。
ハッピーエンドなんですが皮肉もたっぷり。
性格の歪んだ4人の子供はみな散々な目に会います。同じく滑稽に映るのはその親たち。
大人のせいなんだ、っていう感じで、至極ごもっとも。みな例外なく散々な目にあっていて清々します。
またチャーリーがゴールドチケット(世界に5枚しかない工場への招待券)を当てるのに、
家族からの誕生日プレゼントのチョコでもなく、おじいちゃんのヘソクリで買ったチョコでもなく、
拾ったお金で買った3枚目のチョコに入っている、というのもなんとも皮肉めいていて素敵です。
人生にチャンスは3度も訪れるんだな、とあたたかい気持ちになりました。
全体的には初めて見て満足いくのですが、若干ラストとウォンカが目立たない点に不満が。
この話、ただのキャラクターショーじゃなくて、暗喩じみていてそこがやっぱり古いと感じました。
ストーリーを見せたいんじゃなくて、その裏にあることを見せたいといった感じでなんともスッキリ
しません。リメイクということで、手のこんだ映像がちょっとその作品性と合わない、というか。
単純に風景だけでは楽しめません。ウンパルンパもどっかで見たよこの人。ベタなCGだし(笑)。
ベタなところは笑えましたが、なんかイマイチでした。
歪んだ人間の歪んだ幸せって喜劇?それとも正直が幸せを呼んだというハッピーな話!?う~ん…。
5/10点中