
この漫画、自分もちゃんと読まさせていただいております。もちろん、好きです。
600万部の黄金期以降、没落し続けたジャンプの新黄金期の看板として、期待に違わぬ活躍ぶりです。
マッコト見事です。
話は主人公ルフィが海賊王を目指して繰り広げる冒険の旅。
ルフィ海賊団は海賊狩りの剣豪ゾロ、女ドロボウ&航海士のナミ、格闘コックのサンジ、ホラ吹き狙撃手
のウソップ、トナカイ船医のチョッパー、であります。
脇役がかなり立ってます。デザインも秀逸です。キャラクターそのものばかりでなく、服から海賊船から
カッコいいです。外しっぷりが絶妙でセンス感じます。
ちなみにこれを真似してセンスないのがマガジンの『RAVE』。それでも一本立ちしましたが(笑)。
典型的な少年漫画なんですが、気に入っているのは全編通して流れる「男気」。
海賊王を目指すからってわけでもあるんでしょうが、海賊の心意気、またその土地土地での職人の心意気
が熱く語られるのがいいんです。
船大工は、自分の作った船を愛してやらなくてはいけない!とか。船が存在することを罪にしては
いけないんです。作った船大工は、作ったものにドンと胸を張れ!と、キャラが熱く語るわけです。
病人を治すのが医者。腹減ったヤツにメシ食わせるのがコック。意固地なまでに、自分たちの職に
こだわる、男(ジャンプ的には漢)たちの言葉が心を揺さぶります。それがいい。
構図もゴムゴムの能力を魅せるために、極端にパースをきかせた構図が多く、それが独特の動きを生んで
いて気持ちいいです。画面の中の、ずーっと奥から目の前にビュン、と飛ぶ感覚です。
主人公が外しキャラと言うのが最初は不快だったんですが、きちんと仲間を守るようになってきた最近では
ようやく心から尊敬できるヒーローに見えてきました(笑)。
ジャンプの商法にのっとって、かなり長期化の様相を見せていますが、ドラゴンボールの失敗を糧に、
(したのかどうかは推測!)ストーリー作りもよく練られており慎重に進んでいます。
あんまり国とか権力とかごちゃごちゃ言い過ぎると嫌なカンジになっちゃいますが。
今後も大いに期待できます。読んだことのない方は是非ご一読を。特に、少年漫画の漫画家志望の方!!
ワンピースが終わる頃が狙い目です。ジャンプデビュー。自分もそう思って、機会うかがってます(笑)。
写真はお台場に来ているこの漫画の主人公たちの船、ゴーイングメリー号です。うーん、乗りたい…。