何が起点だったかを思い返すと、まぁ結局、今のオーディオ機器に飽きたということなんだと思う。

 

これまでのメインシステムはスピーカーElectro Voice ZX1i-90、サブウーファーElectro Voice SB122 x 2をDENON AVR-X1700HというエントリーAVアンプで鳴らすというなんともいい加減で中途半端なもの。

 

 

あまり大きな音は出せないから宝の持ち腐れだし、そもそもそのデザイン、見てくれが好きではない。

 

終活も視野に入ってきているから、こんなデカいスピーカーを残されては家族も迷惑だろうしコンパクトなものに換えようと最初は思った。

この時に考えたのはスピーカーはPolk Audio MXT20、アンプはAIYIMAのプリT20 + メインA20の組み合わせ。

DACは手持ちのSMSL SU8でそこそこの音が出るだろう。

それ以上やりたくなればPSW10かMXT12というサブウーファーを加えたり、A20をもう1台買って左右別アンプで駆動ということも出来る。

機能的にはこのプランが終活、スリム化という趣旨に一番合うと思う、、、思うんだが、はっきり言って全く面白みがない。

聴いてはみたいんだけどね、モノとして面白さがなく所有欲が満たされない。

 

次に考えたのが、これまで冷遇してきたElectro Voiceコンビにその実力を発揮させてあげるプラン。

CROWNのXLS1002というパワーアンプを2台買ってのマルチアンプ駆動を考えてみた。

8Ωで215W x 2というハイパワーSR用アンプだが、チャンデバを内蔵していて24dBオクターブで2chマルチアンプ構成が可能。

まぁこれをやればその実力は遥かに発揮出来るだろうが、その方向性を自分が志向しているかというとやっぱり違うよな。

1台5万円、2台で10万円の出費と考えると踏み切れずボツ。

 

ウェブをグルグルしているうちにヤフオクでJBLのE110というユニットを箱に入れたスピーカーが出ているのが目に留まる。

ネットでこのユニットをチェックした結果、コイツは面白いのではないかと興味を持った。

一般オーディオユーザー向けには2120という25cmフルレンジスピーカーだが、これのPA/SR/ギターアンプ用ユニットとしてD110/K110/E110がある。

2120/D110/K110はほぼ同じユニットらしいが、これらはアルニコマグネットで唯一E110はフェライトマグネットである。

普通は磁束密度の高いアルニコマグネットの方が遥かに人気があってフェライトマグネットは疎んじられるんだが、2120/D110/K110では3Kgのマグネット重量をE110では4.7Kgに増やして同じ10,200gaussの磁束密度をキープしている。

しかもアルニコは相当の年数が経つと、また過度にパワーを突っ込むと減磁すると言われているのに対してフェライトは減磁し辛いというメリットもある。

スポットが当たらず、埋没しているユニットなので入札されず数回再出品されていたので入札し、落札した。

ところが出品者さんが出荷前に音出しチェックをしたところ不具合を発見し、いろいろとやって頂いたんだが最終的にキャンセルとなった。

 

この間、ヤフオクでJBLユニットの入ったサンスイ SP LE8T、Monitor 2120、Monitor 2115、SP 505Jをチェックしていたんだが、なんだか見覚えのあるSP LE8Tの個体を発見。

ブルーバッフルで、オリジナルはビス止めの格子グリルがベルクロ止めに換えられた個体。

これはヴァリアスクラフトというスピーカーレストアラーで施工例としてアップされていた個体であろうと断定して入札し、落札した。

 

 

  

 

  

 

  

 

 

 

 

 

ブルーバッフル、ベルクロ止め格子グリルに加えてスピーカー端子やシールド線を使った内部配線などから間違いなく2015年にヴァリアスクラフトでレストアされた個体だと思う。

ユニット、外装、格子グリルなども非常に綺麗で、音もなかなかいい感じ。

1973年頃から1980年頃にかけて販売されていたスピーカーなので50年前後経過している骨董品なんだが、コンディションも良好でなかなか良い買い物をした。

 

これで踏ん切りがついたのでElectro VoiceコンビやAVアンプは売り払い、LE8T用のアンプを購入します。

さてアンプは何にしようかな。