今回のオーディオ入れ換えに当たって暇に任せてウェブをグルグルしまくっていた。
特にJBL、それもLE8Tや2120、2115、E110などなど。
気になったブログの記述が2件。
ちょっと長くなってしまうけど抜粋引用させて頂く。
Akasaka Baseさん
”昭和の銘スピーカー『サンスイ SP LE-8T』について”
長年の謎がついに判明したSNSの投稿記事
077という強力なツイーターをブレンドした改造LE-8Tには満足していたが、単独で鳴らした際の高域不足の問題に対して、ボロンテールで聴く度に感じるバランスのとれた中高域との違いがずっと頭の片隅で引っかかっていた。ジャズ批評の記事でJBLのアンプのことを知った私は、前出の菅原氏の著作『ジャズ喫茶「ベイシー」の選択―ぼくとジムランの酒とバラの日々』を読んでいたので、LE-8TがJBLアンプとの組み合わせで真価を発揮することは知っていた。

しかし、真空管とトランジスターアンプの違いならまだしも、同じトランジスターアンプで何故こうも音が違うのかは長年の謎だった。それが、令和5年の8月にfacebookのヴィンテージJBLコミュニティーにこんな投稿があったのを見つけたのだ。
–JBLのヴィンテージ―SPは、SPの+端子にプラスの電圧を加えると、コーン紙が後ろに動く極性になっています。一方、JBLのアンプ(SA-600)は、メインアンプ部が反転アンプになっており、入力と出力の極性が反転します。従って、JBLのヴィンテージ―SPとJBLのアンプ(SA-600)を組み合わせた場合は、アンプにプラスの入力があった時に、SPのコーン紙が前に出る事になります。現在、JBL以外のアンプは殆どが非反転アンプなので、これとJBLのSPを組み合わせた時は、注意が必要です。(原文ママ)–

この投稿を読んだ私は、ボロンテールの組み合わせ(詳しくは『ジャズ喫茶「ベイシー」の選択』に書かれている)がなぜバランスの良い音で鳴るのかがようやく理解できた。コーン紙が前に動くことをプッシュ、後ろに動くことをプルと言うが、300B真空管アンプを使っていたときにトランジスターアンプとの音の違い(真空管はプッシュプル駆動のため、ユニット前後の動きを制御できるのに対し、トランジスターはプッシュ駆動しかできない)を経験済みなので、この投稿が言わんとすることはすぐに理解できた。
つまり、1970年前後のJBL製品(スピーカーユニット単品を含む)の多くは、JBLのアンプを使わない限り、本当の真価を発揮することはできない…何故ならスピーカーユニットのプッシュ(+)に対して他社製アンプの多くはプル(−)信号で駆動させようとするからだ。同じ時代のJBLアンプがユニット本来の性能を引き出すことができるのは、この設計に由来しているに違いない…そう確信したのである。
ケーブルの配線を逆位相でつなぐ実験はしていないので、JBL以外のアンプでLE-8Tの音が改善するかどうかは定かではないが、もし素の状態のLE-8Tが手元にあるなら直ぐにでも試してみたい話である。
元ハードオフ店員のオーディオと雑記ブログさん
”プリメインアンプ名機は?オーディオブームで競い合った5選”
そんなサンスイのアンプの技術で、Xバランス回路というすさまじい技術をご存じでしょうか。
紹介しているAU-α607L EXTRA以外にも、たくさんのサンスイのアンプに搭載されています。
Xバランス回路は、上位モデルの707や907にも標準的に搭載されている代物。
最上位モデルであるAU-α907L EXTRAの定価は25万円、中古相場は10万円前後で、このような高級品にも使われている優秀な回路です。
そんなXバランス回路とは、スピーカーをバランス方式、つまり+と-の両側から駆動させるとんでもない回路なのです。
これが中古相場3万5,000円前後で入手できてしまうという。
すごくないですか?
しかも、例えば3wayスピーカーに接続した場合に出てくる音は、まさに音が面で、全体域に渡って不足感のない音楽に浸れる音となるのです!
この音こそXバランス回路によるもので、サンスイのアンプにしか出せない音です。
引用終わり
これがサンスイのアンプがJBLスピーカーとの相性が良いと言われる理由なのかと私の脳みその中で勝手に符合し、さっそくやってみましたよ、逆相接続。
うーん、確かに逆相の方が中域の張りが増し、高域が伸びている様な気がすると言えばするんだがブラセボかも知れん。
ま、ブラセボと言ったらね、人間の思考・感覚はほぼ観念で出来ているから、人は見たい物を見て、聴きたい音を聴く。
ということで逆相を継続します。