最近、TVが面白くない。
ゲームオブスローンズも終わったし、グッドドクターも終わっちゃったので視るものがない。
しょうがないので、暇つぶしでなんとか言うイギリスの刑事物ドラマを視ていたら、スコットランドヤードが出てました。
私、その昔、駐在時代にスコットランドヤードに行ったことがありますよ。
多分、1997年頃。
イギリスってスリ、窃盗、空き巣と言った軽犯罪?が昔から多いです。
車の窓を割ってカーステレオを盗んだり、空き巣に入ってテレビとかビデオデッキとかまで盗んで持って行くんです。
当然、盗品は売るんですが、そういうマーケットがあるってことですよね。
かく言う私も、駐在していた5年の間に、空き巣1回、車の窓を割られてカーステレオを盗まれたこと1回、経験しております。
社長とローカルのセールスダイレクターと雑談している時に、ディクソンズ(UKの最大手家電量販店、日本の山田電機みたいな会社)から何か電気製品で盗難防止機能を付けた物が作れないかと言われているという話が出ました。
ダメ元で本社技術部に依頼したところ、VHSビデオデッキにパスコード機能を入れ、プラグを抜き差しすると、リモコンでそのパスコードを入れないと動かないようにすることは比較的容易との回答。
ディクソンズにその仕組みを説明し、OK、買うとの返事だったので、その翌年のVHSビデオ製品ラインは全てこの盗難防止コード付きにしました。
別に市場から歓迎、評価されるでもなく、売上は殆ど変わりませんでしたが、コストもかからず、一応、他社との差別化にはなったのでまぁ、良いかと。
で、ある日、ディクソンズ No.2のマーク・スオミに呼ばれ、社長、セールスダイレクターと3人でスコットランドヤードに行きました。
部屋に案内されると、スコットランドヤードのNo.2(失礼、お名前を失念)ともう一人(この人も)、それにマーク・スオミが居て、お茶を飲みながら歓談、要請に応えて盗難防止機能を付けた商品を出したことに対して謝意を表してくれました。
要はマーク・スオミのディクソンズとしての仕事と言うよりも名誉職への貢献をしたってことなんだろうなぁと思います。
私が、自身、空き巣に入られて本社へのプッシュに力が入ったと言ったら、そのスコットランドヤードのNo.2は、それはお気の毒にと言い、次いで、UKのこういう状況は申し訳けないと思うけれど、現実的に言って、貴方は直ぐに引っ越した方が良いですよとおっしゃられました。
それはね、良く言われたんですよ、他の人達からも。
空き巣に入られてゴッソリ家財を盗まれると、保険で入ったお金でまた新品を買うでしょ?
代替品が揃った頃を狙ってまた空き巣に入ると言うのが良くある話として語られてましたね。
それをスコットランドヤードのNo.2が言うか?って話ですが、ま、実際、そう言っておられました。
別にそれだけの話、、、
しかし、スコットランドヤードの地下駐車場は狭くて無茶苦茶、駐車し辛かったですね。
ここでぶつけたら速攻捕まるなぁと駐車場で一番、緊張しました。