雨はなぜ降るのか
風はなぜ吹くのか
きちんと理解できてる人はどれだけいるんでしょう
まして 高気圧 低気圧 台風 前線
天気予報でもおなじみのこれらのメカニズムとなると・・・・
太陽のエネルギーを受けることによる地面や大気の温度変化
地球の自転による力学的な現象
大気中に含まれている水蒸気などの状態変化
いずれも物理学のかなり高度な知識を必要とします。
まず いろんな気象現象の犯人 ともいえるのが
空気中に含まれている 水蒸気 という成分です
水蒸気は目に見えません
雲や霧などは目に見えますから
これらは水滴と空気からなるコロイドです
とにかく無色透明な空気の中には
水蒸気 という無色透明な成分が含まれているわけです。
この水蒸気がなんらかの原因で水になると
雲や霧ができるわけですが
その原因となるのが 断熱膨張 という現象
水蒸気を含んだ空気がなんらの原因で上昇すると
断熱膨張によって雲ができるんですが
空気が上昇する現象としては
1:地形によるもの
2:日射によるもの
3:低気圧や前線によるもの
多くの場合これらが複合していますが
低気圧や前線の周囲で天気が悪いのはそのためです。