知利別川の遊歩道、ブックパークの飾り棚、最近読んだ本 | ike-masa-55のブログ

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北の地で、民族舞踊(コロナで停滞)と、読書に親しんでいます。

今朝、うっすらと雪が積もっていました。

知利別川の遊歩道を、朝散歩しました。

川面に薄氷がはっていました。

 

 

一番奥の杜下橋からの眺め

 

 

曙橋と杜下橋の間には、水鳥たち

 

 

 

2月に更新された、ブックパークの飾り棚

「どれがすき? どれもすき」

「ハンドメイド & クラフト」

 

 

 

最近読んだ本 小説3,新書・実用書各1

 

東野圭吾 「ブラック・ショーマンと
         名もなき町の殺人」



コロナ禍で日常生活が一変しました。
小さな観光の町で起きた殺人事件。

神尾武史、ブラック・ショーマン
新たなキャラクターが登場。

姪の真世とタッグを組んで
自らの手で兄が殺された真相を突き止める。

一気に読み終えました。

最近第2作が刊行され、シリーズ化。

湯川博士 → 福山雅治 ガリレオシリーズ
加賀刑事 → 阿部寛  加賀シリーズ
新田刑事 → 木村拓哉 マスカレードシリーズ

もし、映像化されたら
神尾を誰が演じるのか、気になります。



酒井順子 「ユーミンの罪」



2013年刊行の講談社現代新書。
古書店で手にして購入。

1973年デビューアルバム「ひこうき雲」~
1991年「DAWN PURPLE」までの
ユーミンの楽曲の、歌詞の深い考察と
時代を先取りする感覚が綴られている。

何気なく聴いていた歌詞に
こんな意味を感じ取るのかと
多くの発見がありました。



中村淳彦 「悪魔の傾聴」



著者は、20年以上のキャリアを持つ
ノンフィクションライター。

悪魔の傾聴とは
→相手に最大限の自己開示をさせ
 本音の引き出し聞き方術

<学んだこと>
人と会話するあらゆる場面で
絶対にやってはいけないこと
→否定する、比較する、自分の話をする
 (HHJの三大悪)

人は、話したいことを聞いてくれた
相手に好感をもつ。



瀬尾まいこ 「強運の持ち主」



元OLの占い師、ルイーズ吉田が主人公の
4編の連作短編集。

ニベア

ファミリーセンター
おしまい予言

強運の持ち主

ルイーズと同棲している通彦との
生活上のやりとりが、ほっこりしました。


<ルイーズと新人アシスタント竹子の会話>
(結婚運が最悪の星の相談者が帰って)

ルイーズ
「占い師が反対したところで変わらないわ。
 だったら、希望を持って、気持ちよく
 帰ってもらったほうがいいじゃない」

竹子
「じゃあ、あの人、何しに来たんですか?」

ルイーズ
「うまくいくわよって、安心させてほしかった
 だけよ。たぶん」



サリンジャー 「ライ麦畑でつかまえて」



主人公ホールデンは
子供でもなく
大人にもなっていない
不安定な姿勢で
立っている。

彼という一個の人間の中に
子どもの夢と大人の現実とが
混在している。


外国の文学作品を読んだのは
すごく久しぶりです。