20年ほど前、母が携帯電話を持ち始めた頃、花の写真ばかり撮っていたので、
どうして花の写真ばかり撮っているかを母へ尋ねたところ「自分の老いた顔を
鏡で見るとがっかりするけれど、季節毎に咲き始めた元気で生き生きとした
美しい花をみると元気をもらえるから」と言っていました。

当時は、全く理解はできなかったのですが、ここ数年、私も気づくと花の写真を
よく撮っていることに気づきました。

これは私だけではなく、周りの友人達もだということがわかり、ガーデニングに
力を入れたり、花が綺麗な名所といわれるところへ足を運んだり、本格的な
カメラを買って花の写真を撮影するようになったと話していました。

この現象は一般的なものでしょうか?何か名前があるのでしょうか?
ご存知の方がいたら、ぜひ教えて下さい。

パンデミックやら世界情勢で心がざわざわする毎日ですが、綺麗な花でも見て
穏やかな気持ちになったらいいなと思い、湯島天神へ梅を見に行ってきました。

少し前までは寒い日もあったせいか、紅梅・白梅とも6割ぐらい咲いていて
朝だったからか見物人もそんなに多くなく、落ち着いて見ることができました。
 
そして、梅の下には写真を撮る人々が、本当に多くいらっしゃいました。
私も例に違わず、沢山写真を撮ってきました。

梅を見ると、春のはじまりを感じます。