東京オリンピックパラリンピックが近づいてきて、最近はチケットの話題でにぎわいました。

先日、オリンピック関連を伝えるテレビ番組で‘変な翻訳’を
特集しているのを見ました。よかれと思って英語や韓国語、
中国語を併記してあるのですがどれも間違っているものが
ピックアップされていて。
クスっと笑ってしまうものから、本当に危険だからどうにかしないと!
というものまでさまざまでした。

おかしな翻訳はきっと機械翻訳にかけて自分で作成しているのでしょう。
外国語を併記してわかりやすく!というおもてなしに、もうひと工夫が必要なようです。

私が思うひと工夫は、日本語自体をかみ砕いてから機械翻訳にかける、
というものです。

例えばおかしな例にあがっていた、「部屋の中は、土足禁止!」

これは、「部屋の中では靴を脱いでください。」「靴を脱いで入ってください。」
何なら、「靴を脱いでください」だけでもよいかもしれません。

伝えたい最終的な結果は何なのか、結局何が言えればいいのかを
極力簡単な言い方で翻訳したほうが、言わんとすることが伝わりやすいと感じました。

語学を勉強している私たちは、機械翻訳にかけるのも得意かもしれません。
勉強中の言語で何かを伝えたいときは、簡単な言い回し、習った範囲で言える
フレーズを探そうとしますよね。まさにその作業が、結局は伝わりやすい
表現をみつけられるのだと思います。

もちろん、機械翻訳に頼らずいきたいのは大前提ですが^^
機械翻訳のよさに頼りたいときには、ひと工夫をこらしてお互いに
気持ちのよいコミュニケーションをとっていきたいですね。(スタッフたばた)

 

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