障害者用の自転車
「奇跡体験アンビリバボー」というテレビ番組で、障害者用の自転車を作る堀田さんの特集がされていました。
堀田さんが始めて自転車を作ったのは、息子さんへのプレゼント用の自転車。
息子さんが自転車に乗っていると、
足の不自由なご老人が「私にもその自転車乗れるでしょうか?」
ということで、堀田さんはご老人を自転車に乗せてあげます。
そこで見たのは、ご老人の素敵な笑顔でした。
障害者の方にとって、「自転車に乗って風を切って走る」というのは、大きな夢です。
堀田さんはその夢をかなえるお手伝いを始めます。
最初は息子の喜ぶ顔が見たくて自転車を作ったのに、今は日本全国の障害者の方の喜ぶ顔が見たくて、日々自転車を作っています。
手の不自由な方から「ハンドルがない自転車を作ってくれないか?」と頼まれれば、作ったことがなくても、「何とかします」と答えます。
作ったことがなくても、「この人の夢をかなえてあげたい。喜ぶ顔が見たい」と思うからこそ、何とかするのだと思います。そして、夢をかなえてあげます。
堀田さんは、頑張ってハンドルのない自転車をつくり、しかも、自転車に乗る練習にまで付き合ってあげます。
そこで、お客様の心底喜ぶ顔を見るのです。
とても立派なビジネスマンです。
「堀田さんのような仕事がしたいな」と思いました。
ビジネスは、お客様の夢をかなえたり、お客様に喜んでいただくためのものだと思います。
お金を稼ぐということは、「ありがとう」をもらうことと同じです。多くお金を稼ぎたければ、それだけ多くの「ありがとう」が必要です。
起業の第一歩は、「みんなに喜んでもらいたい」というところから始まるのだと思います。
税理士の見田村さんという方のセミナーが3月にあります。
集めた受講料は、盲導犬協会に寄付されるそうです。
http://www.success-idea.com/023080/
これから起業しようという方や経営者の方におススメです。
勉強できて、しかも目の不自由な方のお役にたてる。
素晴らしい企画ですね。