「情熱」が作りだした、新しいモノサシ
「とろっ豆 」という納豆があって、今大ヒット中です。
今日はその「とろっ豆」を開発された方の講演に行って来ました。
場所は東京ミッドタウン。
「ミッドタウンの5階で開催」ということだけ覚えて行ったら…
ミッドタウンってビルが4っつくらいあるんですね( ̄○ ̄;)
どのビルの5階なんだ~
同じ講演会に行くはずの友達に電話しました。
「どのビルに入ればいいの?」
「風邪じゃ~。知るか~」
( ̄○ ̄;)
とりあえず、きれいな受付のお姉さんがいるビルに入ります。
「あの、このビルの5階で今日講演会やってますか?」( ・ิω・ิ)
「そうですね~わかりかねますね~」
どうだよね~わからないよね~でかいもんね~リッツカールトンも入ってるんだ~
い~よい~よ。きれいだから。
俺がちゃんと調べてないから悪いの。
「とりあえず5階に行ってみます」(✪ฺД✪ฺ)
運よく講演会場到着。
講師登場!
とろっ豆の着ぐるみ着てます。
すごい盛り上がり!
会場全体が彼を応援している感じでした。
普段聞く講演会とは一味違った良さがありました。
「楽しく作ってたら、売れちゃいました」
的なノリでお話してくださるのですが、
いやいや、とっても勉強になりますよ。
今までの納豆は価格競争になってしまって、なかなかこれというブランドがありませんでした。
個性としてあるのは、「粒が大きいかどうか」や「タレが甘いかどうか」くらい。
そこに、「やわらかいかどうか」という全く新しいモノサシを導入したのが「とろっ豆」です。
ただ、それを思いついただけでは、新商品は生まれません。
新商品が生まれるのに必要なのは「情熱」です。
「なんだそれ、やわらかければ売れるのか?」みたいな反対があっても、「大丈夫です」と言って続けられる「情熱」が一番重要なのです。
もしかしたら、彼より先に「やわらかい納豆」を考えた人はいるかも知れない。
でも、彼に「情熱」があったから、それをはじめて作った人になったのです。