本多ゆうりのブログ -1410ページ目

エルネスト・チェ・ゲバラという生き方について

チェ・ゲバラのことをロックミュージシャンだと思っている人が多いみたいですが、


彼の職業は、「革命家」です。


ゲバラはキューバでカストロらと革命を成し遂げ、国家を建設し、地位と名誉を得ました。


しかし、ゲバラはその地位と名誉をあっさりと捨て、新たな革命のためにコンゴ、ボリビアのジャングルに身を投じ、そこで殺されてしまいました。


ゲバラがキューバを去る際にカストロに宛てた手紙の一部を引用します。


「私が喜びと悲しみの混じり合った気持でキューバを離れるのだということを知って欲しい。

私はここに建設者としての私の最も純粋な希望と、私が愛するもののうちの最愛のものを残して……そして、私を息子のように受け入れてくれた人民と別れていくのだ。

このことは私の心を深く切り裂く。

私は新しい戦場に、君が私に教えてくれた信念、わが人民の革命精神、最も神聖な義務を果そうとする感情を携えていく。

そして、どこであろうと帝国主義と戦うのだ。戦いが私の心のすべての傷を十分に慰め癒すのだ。 」


今の日本には革命は必要ないと思います。

望めばいくらでも豊かになれる。精神的にも経済的にも豊かになれる。


でも、どんな社会にも問題はあるから、困っている人はいるから。

困っている人のために地位も名誉も捨てて戦おうとするチェ・ゲバラのような生き方があっていいと思います。


三好 徹
チェ・ゲバラ伝

この本3回くらい読んだんだけど、引越しのドサクサでなくしちゃったんだよな~(>_<)

自分でつけた注釈だらけだったんだよな~(´□`。)


また買わなきゃな~


チェ・ゲバラの言葉シリーズはこちら