ikatz! @ Spain -7ページ目

夏休みは歴史モノ!

気が付いたら、しばらく更新してなかった。

なぜなら、期末テストが近いので 「読書禁止令」発令中だから。


スペイン語のテストにはおまけに課題図書もある。

辞書を片手に格闘しているけれど、


こんなの読書じゃな~い!(涙)


早く本が読みたい♪


そして、週末、旦那の実家のすぐご近所に住む日本人の方の

お宅へ遊びに行った。

遊びにと言うよりは、本を返しに行ったのだけれど・・・・・


帰りにはまた袋1つ分の本を借りてしてしまった。


しかも・・・・・・

長編歴史モノばかり。


竜馬が行く、伊達政宗・・・・


夏休みは一人 「大河ドラマ」 気分に浸るつもり。


とは言え、テストが終わるまでは、見ないように、封印してあります。




ほぼ日刊イトイ新聞の本

MY BOOK mybook
著者: 糸井 重里
タイトル: ほぼ日刊イトイ新聞の本

早速届いた文庫本に、もう手をだした。


迷わず手に取ったのは、これ!


「ほぼ日刊イトイ新聞の本」


理由は簡単。そりゃ「ほぼ日刊イトイ新聞」 の読者だから。2005年度版の手帳も愛用中。


そして、実のところ、本当の理由は・・・・


今回購入した49冊の中で、一番高い税込み350円 (笑)


海外生活していると、日本語不足になるがちだけれど、ほぼ日のおかげで日本語読みたくなった時に、気楽に読めるようになった。暇な時にまとめて読んだりもするけれど、コンテンツの量が豊富で、とてもじゃないけれど、読みつくせないほど!テーマも幅広いし、軽いモノから重いモノまで様々。笑えるものもあれば、重く考えさせられるものある。


そんな「ほぼ日」について、前から思っていたんだけれど・・・・


「ほぼ日」って一体なんなんだ!?


コンテンツも無料だし、広告もないし、モノを売って利益をあげているようにも見えないし・・・・??どうやって成り立ってんだ?と密かに思ってた。そして、この本、どうして始めたのか、とか、どうやって成り立っているのか、などなど「あぁ、そうだったの」と思わせることが、ほとんど書いてあった!


ほぼ日読者にはもちろん裏事情が分かって面白いけれど、ある種のビジネス本のようなテイストもあるので、何か新しいビジネスを立ち上げたい!立ち上げよう!としている人にもオススメ。


【気に入った一文】 やっぱり 「ほぼ日」のスローガン 

” ONLY  IS NOT LONELY ” 






とうとう文庫本上陸!

post先日、郵便局から、「小包預かってま~す」との通知がポストに入っていたので、さっき引き取りにいってきた。大きな小包は自宅まで配達してくれないことが多い。不在だった、という可能性もあるけれど、今回はどうやら大きいから、が理由みたい。


郵便局へ行ってみると、「あぁ、ハポンね~!(日本ね~!)」と、すぐに持ってきてくれた。「もう10日位前から、あったのよ~」とのこと。SAL便という航空便よりお安く、船便より早いのを利用したので、もっと時間がかかると思っていたのに、2週間で手元に来た。おまけに10日くらい郵便局にあった、ということは、今回は航空便並みの早さだったみたい。


関税や手数料も不要。うーん、郵便局、やるじゃないの!


と今回はすっごく郵便局を見直した。どこかの会社とは大違いだ。



そして、カウンターへ持ってきてくれた荷物は、


なぜかJAPAN POST SAL と書かれた袋のまま・・・・


「この袋は?」と聞くと、「いいのよ~、それもあなたのモノよ。持ってって!」とのこと。


えっ?いいんですか?もらっちゃって・・・・・??


横にいた旦那。「いいねぇ~、使い道ありそうな袋・・・ラッキ~!」って、

やっぱいいんですね?もらっちゃって・・・・・・後で返してって言っても返しませんよ~(笑)


そんなわけで、袋のまま担いで持ち帰ってきました。



books 中を開けると、予想どうり・・・・・49冊の文庫本(50冊注文したと思ったら、49冊でした)が入ってました~!


・・・・・ちなみに、この文庫本は

e-BOOK OFF  で購入してみました。しかも、ほとんど105円コーナー。最新文庫本はさすがに105円コーナーにはないけれど・・・・去年のベストセラーになっているようなものもあったり。気長に調べて注文するのが良さそうです。注文するにあたり、実は、ネットで昨年の売上ベストランキングを載せていたBOOKS昭和堂「文庫ランキング」を参考にしてみました。文庫本を探している私にはとっても便利!もちろん、他のネット書店の書評などもさりげなくチェックしましたが、売れている本なら面白そうだし・・・・ということで、購入決意。


しかも、105円本、あなどれません。想像以上に綺麗です。
古本のにおいもしません。


本当に便利な世の中ですね~。来月から早くも4ヶ月くらい、語学学校は夏休みなので、読書三昧になりそうです。その前に進級がかかっている学年末テストが待っているんすがねぇ・・・・・


はじめての果樹づくり

MY BOOK mybook
著者: 主婦の友社          
タイトル: はじめての果樹づくり

スペインも先週末は3~4連休(州によって違う!)。日本で注文したこの本を片手に、私も庭仕事に精を出す・・・・つもりだったのに~!!


ご存知のように、本が届いたのは連休後。

おまけに、未だ、怒り収まらず&納得できず、の状態。そろそろ、そんな嫌な事は忘れて、前向きにいなくちゃ!今日は天気がとってもいいので、地中海をテラスから眺めつつ(優雅でしょ~っ、て嫌味?)庭に植えた果樹について研究しようと思う。


昨日、寝る前にこの本を読んだら、


読むというよりは見るに近いほど写真やイラストがいっぱい 


で、興奮して眠れなくなった。剪定の仕方なんて、とっても詳しく書いているので、とっても分かりやすい。庭仕事初心者の私でも、これなら大丈夫そう。今は春だから、剪定の時期じゃないけど・・・・剪定したくなってきた(笑)


 家の庭に今植えてあるのは、前の住人が植えていた、ブドウ、カリン、オリーブ、いちじく。そして、ここ1~2年で私達が植えた、サクランボ、ネクタリン、洋ナシ、くるみ。今後もどんどん樹を植えていく予定。

庭の様子は愛犬のHPにて掲載中。興味のある方はぜひ → home


 ブドウなんて、もう枯れちゃってるんじゃないの?というくらいなのに


夏になると、大きいゴミ袋で3袋くらいのブドウが収穫できる。


水もやってないし、手入れもほとんどしていなかったのに。今年はちょっとばかりお手入れしたので、もっと収穫できるかな?・・・・でも、ゴミ袋3袋でもいっぱいだったのに、それ以上採れたら、どうするんだ?ワインでも作れってこと?それともやっぱりお裾分け?


 植えたばかりの果樹の収穫が出来るようになったら、この本はスゴイ!と思う。初心者の私がどこまで出来るか、すべてこの本次第・・・・乞うご期待!

本は届いたけれど・・・

dhl  月曜日はメーデーの振り替え休日でスペインも3連休。ということで、DHLは連休明けの火曜日にやってきました。そりゃ当然、火曜日の朝にやってくるわよ!なんたって・・・・・




スペイン人の旦那がお客様苦情相談室に

さんざんクレームの電話を入れたのだから!


なぜクレームの電話を入れたか、というと・・・・


 DHLはネットで荷物の検索ができるのだけれど、検索してみたら・・・・

木曜、金曜の欄に 「受取人 不在」との表示が!木曜は午前中はずーっと家にいたし、金曜なんて一日中


一歩も家から出なかった!なのになぜか 「受取人 不在」


・・・・・そんなことは絶対にありえない。

連休だから、配達する人手が足りないのなら、配達待ちとか、配達準備中とか、なんらかの表示をすべきなのに、「受取人不在」で片付けてるのでは?と疑いが浮上。そして電話で散々クレームを言うと、


不在表が入っているはず、とのこと。


木曜に不在表を入れて、翌日もこっちから再配達の連絡がないので、金曜も不在にした、とのこと。(普通はそうするんだそうだ) しかし、当然、そんなものは見つからないので、更にそんなものはない!と言うと、調べてから電話するとのこと。折り返し謝罪?弁解?の電話がかかってきた。


 やっぱり、配達に来ていないくせに、不在扱いにしたらしい。


人手が足りなくて来れないのなら、そう言ってくれれば私達だって、それほど激怒しないものの、嘘の情報をお客様に伝える、というのは許せない。はっきり言って、私達の中で、


DHLのスペインでの信用ゼロ。



2度と使わない、と決心。何より、火曜日に配達に来た際には、



○○通りにいるんですが、3番地ってどこですか?


と 配送のドライバーから私の携帯にまぬけな質問の電話が!

うーん・・・・不在表を入れたって最初は言ってたのに、家がどこにあるのか分からないのに、どうやって???あまりのお粗末さに、びっくり。




そして、


先日20ユーロと言われていた請求が、



なんと来てみたら75ユーロ!

どういうことだ~!!!!!!!



この件に関しては、ただいま調査中。



怒りがおさまらないけれど、とりあえず支払いをして、荷物を受け取ったので、楽しもうと思うのだけれど、未だに納得いかず・・・・・


【教訓】 DHLはスペインでは郵便局以下のサービスでしかない。

     サービスは受けるものではあるけれど、期待するものではない。

心の広い人になりたい!


今日こそは!と期待していたけれど・・・・・・

やはり 期待通り DHL はやって来ず。

火曜日に、「明日」って言われたのに、今日はもう木曜日。

本当に明日には来て欲しいなぁ・・・・

スペインも月曜日がメーデーの振り替え休日で3連休なので、

プチゴールデンウイーク!明日の夜から出かけちゃうので、その前に届いて

ほしいんだけどなぁ・・・・って、また期待してしまった。期待は裏切られると

ショック倍増なので、ほどほどに、と言い聞かせてるのに・・・。

今回、購入した本は、読み物系ではなく、仕事関係。急に必要になった本を

頼むついでに、いろいろと趣味の本も追加したのでした。一冊だけ頼むも

数冊まとめて頼むのもあまり値段に違いがないので。

(1冊増えるごとに送料300円追加)


ちなみに、注文の中身は、というと・・・・

・仕事関係の本 数冊

・ガーデニング 野菜づくり、果樹作りの本

・雑誌(料理王国、dancyu、BE-PAL)


この連休は、帰省して我家の庭でガーデニングに勤しもうと思っているので、早くついて欲しいなぁ~!なんたって、目指せ果樹園だから(笑)


【教訓】 2日程度の遅れに腹を立てていると、心の広い人にはなれない。

明日って一体?


昨日の電話を真に受けて?今日の午前中はひたすらDHLを待っていた。

不思議なことに、テラスで洗濯物を干している間に、2台もDHLの黄色いトラックが走っていくのを見かけた。「家はここよ~!」と叫んでみるも、むなしく通過。絶対、家に来るトラックだと思っていたのに・・・・


結局、今日は届かなかった。

インターネットで配送状況をチェックしたら、税関の手続き終了とのこと。

明日こそは来るといいなぁ・・・・


【教訓】 スペインの「明日」は、今日の「翌日」とは限らない。

明日、amazonから本が届く?


 さっき、運送会社の DHL から電話があった。

どうやら、【amazon.co.jp】で注文した本が明日届くらしい。いやっほ~っ!と喜ぶや否や・・・・「関税払わなきゃいけませんが・・・」と言われた。

トホホ・・・せっかくamazonから速さの割りにお得そうなお値段で直接海外配送できると思って頼んでみたのだけれど、関税20ユーロのお支払い~。結局高くつく結果になりそう・・・・。


 やっぱり、郵便局の方はお得だわ!海外の郵便局で関税など払ったことは一度もない。アフリカで請求されたことは一度あるけれど、「そんなお金払えないよ~。だったら受取拒否するわ~」と半べそかきながら、局員さんに訴えたら・・・・もういいよっ、と嫌そうに荷物をくれた。日本語の本やセンベイとかふりかけとかそんなんだったかな?(中身に魅力がなかったから、くれたのかしら?)

 そんなことより、早く明日にならないかなぁ~。もうこの際20ユーロなんて、どうでもいいわっ!(開き直り~)


【教訓】 国際宅配業者は、速くても税関がかかって郵送より割高。

     (・・・そんなこと、みんな知ってるか)


池袋ウエストゲートパーク

 
著者: 石田 衣良
タイトル: 池袋ウエストゲートパーク
近所に住む友人(日本人)に本を借りた。実は「石田衣良」という作者も、このタイトルもどこかの書評で見たことあるなぁ~という程度しか知らなかった。実際に手に取ってみたのは今回が初めて。 ドラマ化されたこともあるらしいのに、まさに浦島太郎状態だわ~(涙)


読み始めて数ページ、「若者の本かな?」との印象。

 だけど、読み進めていくうちに、どんどん加速して一気に読んでしまった。文体が軽いからすぐに読めてしまうせいか、驚異的な速さで読んでしまった。超速読。これって、「はまったってこと?と後から気付いた。どうやら、すっかり池袋西口公園周辺にいるような気分で物語にのめりこんでいたようだ。池袋なんて最後に行ったのは何年前?というくらい時間がたっているけれど、なんだかリアルタイムの池袋が目に浮かぶようだった。


 そして、何よりストーリー。ミステリーとジャンル化されているけれど、各章にちりばめられているのは現代の若者や社会の問題。いろいろと考えさせられる面もある。理解不能な若者の心理をちょっと垣間見れたような気もする。登場人物に共感するには至らなかったけれど、第三者として客観的に楽しめた。事件を解決していくわりには、スリル感などより、なぜか爽快感があった。事件事態も現代の隙間を描いたようなものなのに、不思議にドロドロした嫌な感じもなく、イマドキの若者同様、クールな感じがした。しかし、西口公園って本当にウエストゲートパークって呼ばれてるんでしょうか?


 仕事や家事に疲れた時の気分転換として、違う世界に浸りたい時におすすめ。

 

エンジェル

著者: 石田 衣良
タイトル: エンジェル
「池袋ウエストパーク」と一緒に借りた本。
作者の紹介を見てみたら、ちょっとびっくり。もっと若い人が書いているのかと思いきや、1960年生まれとのこと。

「自分殺しの犯人」を見つけようとする記憶喪失の幽霊の話。
フラッシュバックという形で幽霊自身が自分が殺される過程・その後などを知るのだけれど、通学の際に電車で小刻みに読んでいたせいか、最初の方は、読んでいても???と訳が分からないような話の流れだった。話がようやく繋がって来た頃には、だいたい結末が見えてきた感じ。
これまた一気に読んじゃった感じ。