幻の祭典
- 著者: 逢坂 剛
- タイトル: 幻の祭典
これも3年前に持参した数少ない本の1つ。
1992年のバルセロナ・オリンピックを題材にしたもの。
「燃える地の果てに」と同様に、現在と過去の二つの物語が同時進行している。構成の感じ、ラストの感じはとっても似ている感じ。
スペインの内戦のこととか、カタルーニャのこと、最近よくスペイン語の授業で話題になるから、何となく時代背景が分かってよかったな~。この著者好きかも。
燃える地の果てに(上・下)
- 著者: 逢坂 剛
- タイトル: 燃える地の果てに〈上・下〉
3年前、スペインへやってくる時に持参した本の一つ。
古本屋で購入したんだけど、上巻だけしかなく、中途半端になっていたのだけれど、下巻をとうとうゲット!ようやく読破。
最近のミステリーものは、何となく時代を反映しているのか、犯罪時代もゆがんだものが多くて、変に後味が悪いものも多いけど、これはストレートな感じでよかった。
過去と現在の二つの物語が同時進行的に書かれているのだけれど、これは、この著者の得意技なのかな?
舞台がスペインの田舎だし、実際に起きた事件や人もちょこっと出てくるので、単純に楽しめました。
更新をお休みしております・・・
気がついたら、夏の読書記録のはずが・・・・
読書の秋も通り過ぎ・・・・冬になってました(汗)
ま、地中海は一年中、温暖な気候なので、季節感を失って
しまいやすいのよね~。って、言い訳ですが。
また、時間を見つけて、書いていこう!と心に決めた。
なんたって、明日からは12月だしね!
ほぼ日手帳も12月から使えるようになってるしね!
来年は、と言わず、12月からマメになろうと思う。
↓更新お休み、なんて書いたけど、実は前に下書きだけして
そのままにしていた夏に読んだモノを地道に更新中です。
R.P.G
- 著者: 宮部 みゆき
- タイトル: R.P.G.
ネット上の擬似家族の「お父さん」が殺された。
、という話。うわぁ~、イマドキな設定。
というか、スペインに住んでいる私、イマイチ、この設定がピントこない。
スペインにはありえない、擬似家族。擬似家族が欲しいなぁ~と思う人、いないんじゃないかな。だって、家族、誰一人として放っておかないでしょ、って位、密度が濃い関係だから。
そんなわけで、現代「日本」ミステリーとしては面白かったけれど・・・・あまり実感できない話だった。私的には。スペイン人の旦那は未だに、ネットを通して人と知り合うことすら、???と半信半疑のようだし。まして、会う関係になるなんて???のようだ。日常生活で人付き合いは、いっぱいいっぱいな私達は、どうしたらいいんだろう?擬似家族で寡黙な人を探すべき?
指先の花~世界の中心で・・・・・律子の物語
- 著者: 益子 昌一
- タイトル: 指先の花―映画『世界の中心で、愛をさけぶ』律子の物語
セカチュー?っていう映画の続きみたいな本らしい。
らしい、って、だいたい「セカチュー」なるもの知らないんだもの。しょうがない。
気になって調べたら、ドラマにも、映画にもなってたらしい!すごい。
知らないことばかりだわ。
本編は読んでいないから分からないけれど、多分、たくさんの人を感動させたって言うから、涙モノの話なんだろうな。この続編にところどころ出てくる過去の話題で、それを想像させるけど、そういう偶然もあるのか~、どうして、みんな「偶然」な出会いが好きなんだろうなぁ~と疑問に思った。それって、偶然というより、因果? こういう事を言うと、スペイン人の旦那は笑う。生まれ変わりとか、因果とか、やっぱり仏教っぽいのかな?
最近、日本で話題の本は、主人公が若いのが多い気がする。どうしてなんだろう?やっぱり、若い人の話だと、ドラマも人気俳優を使うから、ヒットするからかな?それに比べて、欧米の映画は、幅広い年齢の人が主人公になりうるのに。
ぜんぜん本の感想になってないけど、ま、自分の読書メモなんで、いいっか。
(このブログ、読んでいる人がいたら、ごめんなさい・・・・)
夏の庭 The Friends
- 著者: 湯本 香樹実
- タイトル: 夏の庭―The Friends
ここのとこ、夏らしい、青春モノの小説を立て続けに読んでいたので、「これもまたそうかなぁ~?」と思って読んだら、違った。でも、夏休み気分には、ぴったりだった。
主人公が子供と年寄りというのも、なんだか気にいった。
物語はひょんなことから始まり、突然終わってしまうのだけれど、子供達とお年寄りの交流というのは、なんだかホノボノしてていい。
夏休みにおばあちゃん家に行ったことなど思い出して、遠く離れていて会えない2人のおばあちゃんに絵葉書を出してみた。
気になって、この本のこと調べたら、どうやら、映画化されてたらしい。
中学の国語の教科書に載ったこともあるとか?何ヶ国語にも訳されてたりするらしい。
何気にすごい本だ。児童文学というジャンルなのかな?
800
- 著者: 川島 誠
- タイトル: 800
「エネルギッシュなノンストップ青春小説!」と裏表紙に書いてた。
ま、文字通り、かな。
私はもう、部活動で汗長すような、青春な毎日を送っているわけじゃないから、あまり共感も出来ず、だったけれど。それでも、二人の主人公の男の子の視点から物語が書かれているのは、面白かったかな。
最近、他人の思ってること、知れたらいいかね?という話をしていたので、第三者になって他人の気持ちを見るっていうのは、こんな感じか~と。
MISSING
- 著者: 本多 孝好
- タイトル: MISSING
すっかり読書の記録をつけるのを忘れてた。
が、やっぱり、マメにメモしないとまずいっ。
結局、これを書くために、パラパラっつとまたページをめくることに。
これじゃ、いかんなぁ~と反省。やっぱり夏休みの天気も毎日書かないとダメだな。
最後にまとめて一気に、なーんていうのは、よくないわ。深く反省。
この本は、文庫ランキングにランクインしていたので購入してみたのだけれど、短編ミステリー集とのこと。でも読んでみたら、イメージしていたミステリーと違って、なんとなく、身の回りで起きそうな、不思議な出来事のお話し、という感じがした。実際、そんなこと身の回りで起きるはずもないけれど、誰かの日常の背景を垣間見ることができたなら、あり得ない話でもない。
ジャンルがミステリーなんだけど、人間の死や殺意ってものを考えさせられた。人が生きていればいつか死ぬだろうし、それは身近なことだけれど、殺意っていうのも、人間が生きている限り、すぐ身近にあるのかもしれない。怖いけど、それも本当なんだろうな。
ブログ再開。気合を入れて、本読むぞ~!
気付いたら1ヶ月以上も更新してなかった。(反省)
すでに、語学学校の試験も終わり、結果ももらった今は、晴れて自由の身
なはずだったのに~???
【Amazon.co.jp】で購入して、高~い手数料を【DHL】に請求されて、
嫌な思いをしたけど、これまた、執拗なまでの?問い合わせの結果、
晴れて、約50ユーロ返金になった!
【教訓】 あきらめずに、粘ると、報われることもあるかも?
わがまま歩き17 スペイン
- 著者: ブルーガイド海外版出版部
- タイトル: スペイン
何冊か持っている「スペインのガイドブック」のうち、
唯一、IKATZの住んでいる街が載っている本
他のガイドブックでは、地図にすら地名が載っていない程度なのに!しかも、写真付き!すごいっ! しかも、地名も、なぜか?バレンシア語でマニアックと言うか、なんだかとっても地元密着です。
IKATZ家に遊びに来たいなぁ~と思っている方で、ガイドブックに悩んでいる方は、本屋で見てみてください。手にとって、気に入ったら、オススメします。だって、せっかく遊びに行く所がガイドブックに載っていない、なんて、ちょっと寂しいじゃないの~!
ちなみに、私の持っているのは、友人Nちゃん、遊びに来た際に置いていってくれました。とっても役立ってます。ありがとう~!また遊びに来てね~!