ネタバレありで リベリオンズの感想を書きました | Key Members

Key Members

暇なときにゆったりとやっていってます

リベリオンズクリアーしました!
丁寧な描写と構成によってキャラが活き活きとし
飽きることないドキドキとワクワクを楽しめたので凄いよかったです。

個人的に思ってることなのですが
SGは総一(主人公)にスポットがあたることが多いように感じたのですが
リベリオンズはサブキャラ含め全員にスポットがあたっていたとこも素晴らしかった。

各√ごとの感想もちまちまと

√A
最初のところの説明会のところに死体の描写を入れてきたとこは巧い!と唸りましたね!
ダレがちな序盤にあのワンクッションを入れることによって気が引き締められました。
そこからキャラ立てが始まり、ある人物の死からジェットコースター式に盛り上がっていって
止め時を見失ってしまってました!!
最期の決め手にPDAの特殊機能を絡ませてくるとこは燃えました!
悪役もガチ屑で同情の余地なしを最後まで貫いてくれたので気持ち良かったです。

√B
黒河と玲というまさかのコンビ!
黒河自身も気づかない弱さを、玲が付きつけ鍛えていくとことか好きでした。
リベリオンズは黒河がやたらカッコよくなっていて
手塚ァ!の劣化キャラか……と思ってたことに、全力土下座しないといけないくらいです!
皆の力を合わせ強大な敵に立ち向かっていくラストパートは、王道ながらも燃え燃えでした!

√C
悠奈と修平が手を組み運営の思惑を跳ね返そうとするこの√では
紆余曲折ありながらもプレイヤー達がひとつになっていくとこは、圧巻といいますか本当に感動しました。
というのも今回の参加キャラ自己が強いといいますか、一つに纏まるような感じでは無いなーと思っていただけに盛り上がりましたね。
ただ運営の介入により、繋いできた絆が逆に最悪の傷となってしまう展開に……
ばたばたと仲間達が死んでいく中で一部の絆を信じた仲間だけが生き残りますが
雁字搦めにされたルールの中で選択を迫られるシーンでは胸を締め付けられました。

√D
最期の√ 
√Cの運営の介入を事前にふさげたことによって、別の運命に切り替わった展開です。
ゲームマスターすらもこのゲームの駒にすぎなかった。という事に気づいたときに
今回BETシステムが無かったとことに少し納得がいったような気がします。
ゲームマスターの反抗により、修平達は最後の勝負にうってでます。

最期のEDはSGをやってるとかなり熱いものがこみあげてきて震えてましたね…!
文香さんが好きだっただけに、ね。

纏めとしましては
今回はルールとPDAの理不尽さがフルに盛り込まれてて凄い良かったです。
特殊機能を使った駆け引き、絶対的なルールによって生死を左右される描写で
プレイヤーである自分も絶望感というのも味わってました。
後、こういっちゃなんですが 頭が柔らかいキャラがいたらよかったなぁと

最期にチーム月島さんへ
これほどまでの物語をまとめ上げ
また細部にわたり拘りを見せていただきありがとうございました。
キャラを一人の人間として昇華させるその様はまるで芸術のようでもありました。
またチーム月島さんの作品に巡り会える日を楽しみに待っております。