最初に言うと、僕は番組を観てないしキャラクターを知らない。
当然、当該のフィギュアも購入していない。
故に、件に関しては当事者ではない。
只、当事者ではないのだけど、では、全く関係ないか?
と言われれば、全然そんな事はなく、寧ろ、プレミアムバンダイを利用している以上、場合によっては自分がそういう目に遭っていても何らおかしくない訳で、そう考えれば、決して他人事では済まない出来事なんじゃないかと思えてならない。
いや、まぁ、ピンポイントでの事象で言えば確かに僕は部外者なんだけどね。
とは言え、なんか妙に感情移入してしまってね。
腹立たしく感じてしまったんだよね。
フィギュアーツとして発売された仮面ライダーガヴのアメイジングミフォームが、今、盛大に炎上していて、なんか気になってしまって経緯を調べてみたら、うん、これは中々に酷い。
知らない方の為に掻い摘んで経緯を説明すると、こうだ。
サンプル画像、或いは展示品では綺麗なメタリックレッドで塗装されていたのだけど、届いた商品は成型色にパールを吹いたモノで、且つ、一部、塗装を省かれている。
当然、ユーザーとしては、サンプルと実際の商品とのあまりの乖離に憤慨する訳だけど、その旨をバンダイに問い合わせたところ「仕様」と言う事で突っぱねられたと言う事で、更にユーザーの心の火に薪をくべられた状態になっているのが現状。
気になる方はネットで検索すればいくらでも出てくるだろうから実際にその目で見て欲しい。
僕も当然見てみたけど、中々に酷いと感じてしまった。
さて、誤解の無い様に断っておきたいのだけど、僕は決して商品の仕様が変更された事が酷いと言ってる訳ではない。
では何が酷いのかと言うと、その旨を購入予定のユーザーに知らせてない事にメーカー側の怠慢を感じてしまう訳だ。
工業製品である以上、当初の予定通りに事が進まない事は多々ある事で、それ自体はある意味、致し方ない事だと言わざるを得ない。
只、それならそれで、ユーザーの手に渡る前・・・言い方を変えよう。
ユーザーがお金を支払う前に、その旨を説明する必要がある。
特に、プレミアムバンダイの様に、実店舗で購入出来ない商品は、その内容の確認の手段はサイトの画像、或いはyoutube等のプロモ映像しかない。
そう考えると、ユーザーに対する商品の明確なイメージの伝達はメーカー側の責務であると言っても、決して言い過ぎではない。
言い過ぎではないどころか、義務だと言っても差し支えないだろう。
例えば、一般販売商品であれば、店頭等で商品を確認した上で良し悪しを判断し、お金を支払うか否かを決める事が出来る訳だが、プレバンの通販では、そうはいかないのは言わずもがなだ。
又、やや論旨がずれるが、昨今の「商品の買いにくさ」も手伝って、ユーザーが焦燥感を持ってしまい、落ち着いて商品を購入出来ない環境になってしまっていて、ゆっくりと吟味して商品を買えなくなってしまっていると言うのも、実に世知辛く、そして危険に感じてしまう。
まぁ、今回は、この話しではないので、あくまでも余談として。
話しを戻そう。
サイトによる製品サンプル、そしてイベント等の展示品を観たユーザーが、それと同じものだとして注文をするのは極々自然だし、届いたモノがサンプルと違えば、それは怒って当然だ。
なんせ8800円もする商品なのだ。
8800円ですぜ?
決して安いものじゃない。
いや、玩具としては寧ろ高級品と言っても良いだろう。
ここは確実に情報をユーザーに伝達すべき事だったのではないだろうか?
例えば、何等かの事情によって、当初のサンプル画像の通りの製品を供給出来ないとするならば、その旨を、しっかりと販売サイトでアナウンスするのが販売者側の責任ってものなのではないだろうか?
その上で、つまり、仕様変更をユーザーが理解した上で購入したのならば、それはどれだけ当初の商品とのイメージの乖離があったとしてもユーザーに文句を言う権利はないだろう。
と言うか、こんな高い玩具を買っている層なのだから、ある程度の年齢、つまり大人である事が予想されるので、逆に言えば、それ位の分別はあるはずだ。
販売後のバンダイの対応も中々に無責任で腹立たしく思えてしまう。
バンダイの言い分としてはこうだ。
販売サイト等のサンプル画像は、あくまでも「サンプル」であるが故、実際の商品とは異なる場合がある。
故に、今回の件も事前に断りがあったはずだと。
う~ん。
客をなめてるな。
殿様商売がすぎるぞ。
では逆に聞きたくなるのだが、玩具と言う、言わば、外観が価値の大半を占める様な商品で、その外観を一定水準で保証できないと謳うのであれば、サンプルの役割とは一体何なんだ?
極端な話し、例えば今回のキャラで言えば「赤」なのだが、届いたフィギュアが「青」になってたとしても「仕様」で逃げられるんじゃないのか?
何せ「画像は試作品の為、実際の商品とは異なる」訳だからね。
そんな事を言い訳の材料として使ってしまったら、もう、なんでもありだよ。
確かに「全く同じもの」は不可能なのかもしれないが、「極めて近いモノ」である事が、こう言う販売方法での暗黙の了解なんじゃないかな?
ともあれ、玩具に8800円もの大金を出すユーザーの気持ちを、バンダイはどう思っているのだろうか?
「夢を売る企業」が聞いて呆れてしまう。
いやね。
結構辛辣な言い方をしてしまったけど、やっぱり、ここはしっかりと声を出しておいた方が良いと思うんだよね。
何度も言うけど、8800円って、決して安い金額じゃないよ。
少ないお小遣いの中から、ましてやこんな不景気のさ中、なんとか捻出して、お気に入りのキャラクターを買ったって人も決して少なくないでしょう。
そう言う「ささやかな夢」を壊す様な事をしちゃいけないよね。
僕もバンダイの商品には沢山夢をみさせてもらってきたので、余計にそう思うってしまうんだよね。
どうも、近年の殿様加減には首を傾げる事が多くてねぇ。
是非、ユーザーに、いや、ユーザーの夢に寄りそうメーカーであって欲しいと願ってならない訳ですよ、僕ぁ。