ある方のお話を伺いました。

 

小学生のお子さんのPTAの役員をされていて

そこの人間関係が辛いと。

 

 

LINEのグループがあるそうなのですが

今まで知り合った人達の中にはいないようなことを

書いてきたりする人達がいて

ついていけないし

個人的に攻撃されていると。

 

 

お話を詳しく伺うと

そのPTA活動にのめり込んでいる方達の中で

思い込みが強くて、彼女のことをグループLINEの中で

個人的に攻撃するような事を書く数人がいるらしい。

 

 

彼女はフルタイムで働きながら

PTAの仕事も受けたので

自分ができる範囲で真面目に参加していたそうなのですが

何かしてもしなくても

嫌がらせというか嫌味な事を書かれたりするらしい。

 

 

私が思うに

PTA活動というのは

ボランティアであり、仕事ではないですよね。

たぶんですが、あまりやりたくない人が多い中

仕方なくというか、他にやる方がいないなら

私がやるしかないかという責任感とか犠牲的な精神で

引き受ける方も多いと思います。

 

一方上手に逃げて、小学校なら6年間全く

PTAの活動を担う事なく過ごす

上手なママさんもいらっしゃると思います。

 

 

どちらがいいとかではなく

そんなものじゃないかな。

 

 

もちろんやりたくて張り切って参加する方も

いることでしょう。

 

 

それぞれの温度は全く違うと思います。

 

 

彼女は真面目でまっすぐな人だと思うので

引き受けたからには、自分のできることをしていたと思うのですが、「強い人」に攻撃対象にされて

半ば大人のいじめにあってしまったように見えました。

 

 

数ヶ月悩んでいたけれど

私に話すのはどうかと思ったそうで

(こんな事話すのは。。。と思ったそうです)

でも、耐えられずに話してくれました。

 

 

詳細は長くなるので省きますが

私が言ったそうなんです(本人忘れてた)

 

 

「幽霊部員になったら?」

 

 

そう、部活動に名前は連ねているけれど

全然出席しない幽霊部員に。

 

 

多分、彼女がそのPTA活動を必死にやらなくても

なんとかなるはずです。

その「強い人達」がいらっしゃるし

強い人達の言いなりになってる方達もいるみたいだし。

そもそもボランティア活動だし。

 

 

そしてそんな人達がいる中で

嫌な思いをしていることないよと。

話を聞いていると、おかしな人達だよと。

なのでそっと離れるのがいいんじゃない?と。

 

 

それで、彼女はハッとしたそうで

 

私が悪いんじゃなくて、おかしいのはあの人達かも。居心地が悪い場所からは離れたらいいんだ。と思ったそうなんです。

 

 

すると、不思議なことに

私との話が終わったら直後くらいに

グループLINEで、今までで一番変な、攻撃的な事を書かれたそうなんです。

 

 

それは後日報告を受けたのですが

私も笑ってしまうくらいのこと。

 

 

それで、ご主人にも相談されて、学校側にも相談されて

そのPTAの各種LINEからはそっと抜けたそうです。

 

 

一応名前は連ねているようですが

活動からは「幽霊部員」として抜けたようです。笑

 

 

たぶん、それでもそのPTA活動は大丈夫なんですよね。

実はその「強い人達」は驚いて、困ってるかもしれないけれど、その人達が招いた事だし。

 

 

ずるい考え方なのかもしれないけれど

やりたい方にお任せしていたらいいと思うんです。

張り切ってやる方達に。

 

 

そして違和感を感じたら、そこに何かあるので、この人間関係は何かおかしいと思ったら、その自分の感覚を信じて離れる。

 

 

もう一つ大事なのは

「こんな事で相談しても」という

「自分では些細な事だ」と思っていることこそ、本当は自分の心の中の大きな悩みなのかもしれないよという事です。

 

 

「こんな小さな事で」という事こそ、相談してみる。

聞いてもらう。

 

 

「私、こんな事で悩んでいるんです!」と

スラスラ話せるようなことは、実は表層的な悩みなのかもしれないですよ。

 

 

 

「結婚できない」と悩んでいる人は、実は結婚できないことが問題なのではないかもしれない。

 

 

「夫婦関係」でずっと悩んでいる人は、実は、夫婦関係がそもそもの問題なのではないかもしれない。

 

 

というような事です。

 

 

面白いですね