電車の中で向かいの席に

私立の良い学校だろうセーラー服を来た

可愛い女の子(中学生かな)と

若い父親が座っていて仲良さそうに話していた。

 

 

すぐに自分がセーラー服を来ていた時のことを

思い出した。

 

 

高校受験の滑り止めに受けた私立の女子校の

合格発表をなぜか父が車で送ってくれて

合格しているのを確認し

帰りに銀座のMelsaの中の高級中華料理店で

二人でお食事をしました。

 

 

なんていうレストランか忘れたけど

有名なお店で、調べたら今は入っていないみたい。

 

 

なぜ父が連れて行ってくれて

帰りに銀座で中華を食べたのかも

全く覚えていないけれど

もしかして父と二人で

ちゃんとしたレストランでお食事をしたのは

これが最初で最後だったのかもしれない。

 

 

高校の時の修学旅行では

朝早く東京駅で集合だったが

たぶん、寝坊した私は

これまた父に車で送ってもらった。

なぜか2歳下の弟もついてきて

これまたなぜか笑

三人で車の前で撮った写真が今でも手元にある。

 

父はきちんとスーツを着ている。

なぜかしらね。

 

 

そんな風に父はいつも大体私に優しく

親切で

母と折り合いが悪い私を陰でフォローしてくれていた。

 

 

いつだったか、私の誕生日祝いに

ランセルのバッグを買っていてくれて

「車の中にあるからそっととりに行って」と

こっそり教えてくれた。

 

 

たぶん、母に内緒で買って

そんなことをすると母の機嫌が悪くなるので

秘密だったのだろう。

 

 

結局、私は

父と母の喧嘩のさやあてに使われたことが

何度かあったなあ〜と

大人になった今はわかる。

仕方ない。

 

 

だけど

本当に父にはこっそりお世話になったことが何度も

あるし

結婚している時に、辛くて実家に帰っていた時

父が私に何も言わずにほっておいてくれたことが

泣けるほどありがたくて

初めて

「ありがとう」と素直に言ったら

 

「俺は傷ついて帰ってる娘に何も言いたくないんだよ。そっとしておきたいんだよ。」と

 

と言ってくれたことは

忘れません。

泣いちゃいました。

 

 

私にとり

それ以上の言葉はいらなくて

それだけで父の存在は満点笑

 

 

今日電車の中で

可愛い女の子と若い父親をみた時に

そんな自分と父を思い出して

幸せだな〜と感じました。

 

 

 

 

サレジオ教会で。

せっかく大役を果たしたのに

あとで母から

パパが赤絨毯の真ん中歩いてたじゃない!と父が

指摘された時😆

ママは細かいなー笑

どうでもいいよ😆

 

もし生きていたら来月90歳

90歳のパパに会いたかったよ

 

思い出があると

生きていける。

 

 

だからこれからも

楽しい思い出たくさん作りましょうね