忘れていたのに

今朝思い出したことがあります。

 

 

20代半ばの時に

両親揃って

その時、デートしていた方との交際を

猛烈に反対したこと。

 

 

両親は、子供たちからしたら

仲が良いわけではなく

二人揃って何かを言ってくるなんてことは

なかったのに

なぜかその時は二人揃って結託して

言葉でも態度でも

絶対にやめなさいというのを

表してきました。

その相手の方に会ったこともないのに。

 

 

 

二人に反対されたからというわけではないけれど

私自身も目が覚めて?

すぐにその方との交際はやめたました。

今でも、それでよかった!と思うし

反対してくれてありがとうと感謝さえ湧いてきます。

 

 

人生で一度だけだったかな。

二人が力を合わせて私に何かを反対してきたこと。

両親の意向を強烈に伝えてきたこと。

 

 

その行為は、私の選択に無意識に影響を

与えたと思います。

そのお陰で目が覚めたんだと思います。

 

 

親って一番幸せを祈ってくれてる存在だと思います。

真剣に考えてくれてる存在だと思います。

(世の中に例外もあるとは思います)

 

 

「それはやめておきなさい」と

強く反対することは

娘に嫌われてもいい、

娘との関係が悪くなってもいいという無意識の覚悟と

親自身が自分への信頼がないと

言えないかもしれないですね。

いつか絶対にわかる日がくるという信頼がないと

言えないだろうな。

 

 

その信頼こそが

他にはない親の愛情

 

 

私が誰かに

本人が強く強く望んでいることを

「それはやめたほうがいい」と

言うとしたら。。。

 

 

つい、今は

「なんでもいい」を言いたくなってしまう思考に

偏りがちだけれど

「それはやめたほうがいい」と

強く言える、言ってもらえる関係性も

大事にしたいかもしれない。

 

 

つい「個人の気持ち」を

優先させてあげたくなるけれど。

 

 

あの時、両親は二人で話し合ったのだろうか。

母が父に相談したのだろうか。

もしそんな時間があったとしたら

今は微笑ましい。そしてうれしい。

 

あの時強く反対してくれて

ありがとう。