トスカーナのアンドレアボチェリ一家が経営する

ワインのお店にて



 

 

こんにちは

 

いかがお過ごしですか。

夏が終わるのを感じる日々ですね。

 

 

ユーミンの曲に

大好きな「晩夏」という曲があるのですが

 

数日前、この曲が秋田に滞在されている時に

作られたことを知りました。

ユーミンに近い方が書いていたので

本当だと思います。

 

 

ユーミンがコンサートで秋田の横手市にいらした時に

コンサート会場となった「横手市民会館」から見た

風景、情景を

描いた曲なんだそうです。

 

 

 

 

 

さて昨日ある訃報が届きました。

この時期なので葬儀もないそうで

お別れのご挨拶もできません。

 

 

ひと月前には

お元気で(実はそうではなかったのかもしれない)

お目にかかったのに



ほぼ毎日お目にかかっていたのに。

 

 

ここ数年

私の幸せの一部分を作ってくださっていた方だなと

しみじみ感じています。

 

 

そして

寂しい悲しいけれど

やっぱり

人生を精一杯生き切られたので

お迎えが見えたのだろうなとも

感じます。

 

 

この世での人生が終わって

あの世に行く時

体は楽になって苦しみもなくなるんだろうな

 

だから今は楽でしょうか?

笑っているのでしょうね(と勝手に思う)

 

 

そして

自分はよく生きたよと

言ってらっしゃるかしら

 

 

昔、父が亡くなった時は

家族だからやることが色々ありすぎて

(看護していた時は不眠で心身共に疲れていたし)

こんな風に、言語化することもありませんでしたが。

 

 

きっと

一つの何かが終わって

また次の何かに向かっているのでしょう。

 

 

 

音楽の趣味が似てるので

もっとその話したかったね。(と勝手に思う)

BGMを聴きながら

「あ、これはあれでしょ」「よく知ってるね」

といういつもの会話をしたかった。

 

 

ボチェリのサイン付きの

CD買って帰ったら

同じのお持ちなのに喜んでくださったなー

 

 

お世話になった方々が

こうして一人一人

もうこの世では会えない人になっていく

 

 

本当に本当に感謝という言葉が

しみます。

 

ありがとう

 

 

 

【晩夏】松任谷由実

 

逝く夏に

名残る暑さは

夕焼けを吸って燃えたつ葉鶏頭

秋風の心細さはコスモス

 

何もかも

捨てたい恋があったのに

不安な夢があったのに

いつかしら時のどこかへ置き去り

 

空色は水色に

茜はくれないに

やがてくる寂しい季節が恋人なの

 

 

丘の上

銀河の降りるグラウンドに

子供の声は犬の名を繰り返し

麓の町へ帰る

 

藍色は群青に

薄暮は紫に

故郷は深いしじまに輝き出す

輝き出す