3年前に階段から落ちて、

鎖骨を骨折して(パッっかんと見事に)

骨をくっつけるため

金属を入れる手術をして

左腕を二ヶ月くらい固定して

超不便な生活をしていた。

 

1年間リハビリに通い

金属を除去する手術をするまで

ずっと左の肩には大きな異物が入っている感覚の重さと

違和感があり、

左腕を真上にあげられないし

少ししか上げられないのを

ちょとずつちょっとずつリハビリして。

(今は上がるようになりました)

 

そんな1年間を過ごしたのだけど。

 

 

なぜかわからないけど

骨折してから突然

「前川清さん」の歌に癒されて

すごいファンになってしまったのです。

 

 

聞きたい曲がサブスクにはなかったので

CDを買って毎日毎日聞いていた。

泣いたりしていた。笑

 

 

なんだろう

あの癒し力。

 

 

で、10月末に骨折して

そんな体で人混みに出るのが怖いから

電車にも乗っていないし

左腕を固定していた12月の上旬に

どうしても生で聞きたくて会いたくて

京都のホテルまでディナーショーを聞きに行った。

もちろん新幹線に乗って。

人とぶつかるのが超怖い時期だったのに。

 

 

それで、その時期は前川さんの色んな

情報をみていて。

 

 

その中で印象的だったのは

歌っている時に何も考えていないこと。

むしろ「明日、趣味の鯉のこと、どうしようかな」

とか考えてるんだって。

歌の意味を一生懸命伝えようとかしてないって。

(私の言葉なので語弊があるかもしれない)

 

 

へ〜〜〜〜。

と思った。

 

 

確かに、すごく力を入れて歌っていないし

生まれつき歌が上手いのだから

何気なく歌えてしまうらしい。

感動させようとかないらしい。

普通にしていて、人々が感動する歌が歌えちゃう。

頭の中は「趣味の鯉」(鯉を育ててるそうです)

 

 

ああ、いいなあと思った。

それを正直に言うところもいいし

わかるなあとも思った。

 

 

ぢんさんのこの記事を読んで

なぜか前川さんを思い出した。

 

 

役に立とうとしていない。

できるからやってる。そんな感じ。

まったく肩に力が入っていない。

 

 

でも本当にあの時期、癒されたし

力をもらった。

不思議なものです。

(最近はあまり聞いていない笑)

 

 

惹かれるようになったきっかけの曲は

大好きな古内東子と歌っていた

「花の時・愛の時」

という曲です。

 

 

前川さんがクール5から独立された時に

シングルカットされた曲なんだって。

 

 

なぜこんなに熱く語ってるのかも

わからないくらいなんだけど。。。。。

 

 

きっと前川さんは

私の役に立ったことなんて

知る由もない