昨日は大好きなユーミンの

コンサートに武道館に行きました。

 

 

10月の神戸に次いで

2回目でした。

 

 

内容を忘れていて

またもや新たに感動しました。

 

 

この45年くらいのコンサートを

振り返るような内容で

「ああ、このシーン私もみたな」

「あのコンサートの時のだな」とか

懐かしく懐かしく思い出します。

 

 

武道館は20代の時に

5日間連続通ったり

本当にユーミンを追いかけてた時の思い出の場所。

30代、40代は仕事が残業多くて

帰り時間が読めなくて

20代の時のようにはコンサートに

行けなかったなあ。

それでもどうしても行きたい時は

仕事を無理やり途中でやめて駆けつけたりしました(^^)

逗子とかね。



 

 

若い頃、市ヶ谷のシャープビルに勤めていたので

仕事が終わると走って武道館に行ったものです。

その頃はタクシーに気軽に乗れなかったですからね。

 

 

そんな大好きなユーミンの

2回目のアンコールで

最後に「やさしさに包まれたなら」を

「みんなも歌ってね」と言い

会場全員で大合唱。

 

時々ユーミンは聞くだけ。

 

そして最後に

「ありがとう。幸せです」

 

と言って舞台を降りて行かれました。

 

 

「昔々、私が作った曲がみんなに

歌い継がれたらいいなあ

なんて思いながら作っていました」

 

 

というような事をMCでお話しされて。(言葉はこの通りではないはず)

 

あんなに何百曲も多くの人に

歌い継がれて、口ずさまれて

これからずっと残っていくだろうユーミンの曲

 

 

最初は「そうなったらいいな」という

若いユーミンの思いで始まったんですね。

そしてユーミンは昔から、自ら

「私は天才です」と言っていたなあ。

 

 

まさに「自分が自分をどんな人だと思ってるか」を

体現してる方なんですよね。

 

 

私は「ドレミファドン」できるくらい

ユーミンの曲はどれもほぼ歌えるのですが

やっぱり若い頃の恋愛を思い出すことが多くて

20代の青春時代はユーミンの曲にかなり

紐づいています。

 

 

結婚する前に、夫となる人と武道館で待ち合わせをしたのに

開演直前になっても来なくて

人が少なくなった入り口で

ヒヤヒヤしながら彼を待っていたところ

(その当時は携帯とか持ってないですから連絡とれない)

向こうの方から、一生懸命走ってきた彼のことを

昨日思い出しました。

笑顔で全力で駆けてくる彼。

毎日残業で忙しかっただろうに、きっと仕事を

途中で切り上げて、地下鉄の駅から走ってきてくれた。

 

 

その人とはわずか2年半で

お別れしたけれど

「武道館」「ユーミン」で

その場面が鮮やかに私の中に蘇ります。

それは一番幸福だった時の象徴みたいなものなのかも。

そんな「思い出」がある人生がありがたいです。

 

 

「幸せだなあ」

 

 

武道館にいる時から

終わった後の余韻に浸っている時も

「幸せだなあ」

 

 

つぶやいていました。

 

 

ユーミンの感じている「幸せ」と

私の「幸せ」は

全然違うだろうけれど

 

 

私は私のささやかな人生の中で

毎日毎日「幸せ」を見つけることができる。

小さなものでも。

 

 

それが幸せだ。

 

 

ユーミンはまだまだやり続けるそうですよ。

今65歳なので70代になっても

変わらずにやり続けるのでしょうね。

あのスタイルの良さで。

 

 

ちょうど10歳年下の私も

60代になっても少女のように

「ゆーみーーーん」って

叫ぶのだろうな。

 

そして元気とやる気をもらって

帰ってくる。

 

 

日々「幸せだなあ」と

感じられる心。

それが私にとって

宝です。

 

 

猫とユーミンと私。

 

「すごい存在」じゃなくても

「ささやか」でもいいのよね

幸せは。

 

 

◆3/28(木)29(金)久しぶりに上級ワークショップを開催します。