３２歳から４６歳まで勤めた会社は
そりゃもう残業が当たり前で。
（今は５４歳です）
なぜならば人材派遣会社なので
登録されている派遣スタッフさんたちが
ご自宅に帰ってから
お仕事紹介のお電話をするからなのです。
夕方からが、も、忙しいのです。
もちろん
働いてくださっている派遣スタッフさんには
昼間会いにいきます。
だから普通に朝出勤して遅くまで働いていました。
本当に残業当たり前って思ってた。
30代、40代じゃないと無理だったわー。
今は無理ー。
品川駅ってまるで未来都市みたいに
通勤の時間帯は、一方向に人がザクザクと
ロボットのように行進してるように歩いているのですが
我々は、皆さんが帰途につく時間帯も
会社に向かって皆さんと反対方向に歩き、
さあ、これからまだ一仕事〜って
普通に思っていました。
だから、
この会社に勤めている間に
お友達と約束したことは
ほとんどないのです。
なくなってしまった。
だって終わる時間が毎日読めないから。
急に急ぎの求人が入ってきたら人が見つかるまで
探さないといけないから、
下手に約束して、待たせたり、キャンセルするのが
嫌だったんですよね。
仕事終わりに友達と約束するのはなし。
それが当たり前。
もう今考えると、おかしい（笑）
さっさと諦めて帰ればいいのに。
いや、無理だったけどね。
でもあの頃は無意識にそれが快感で
くたくたに疲れながらも
そんな自分に酔っていたのかもしれない。
ほぼ頭の中は仕事。
月〜金はね。
で、土日は次の週のために自分を整える日って
していました。
心も体も整える日。
マッサージ受けたり、受けたり受けたり。
人と会わないで静かに近所で過ごすことが多かった。
その頃、近所のコロラドに行き
ランチとコーヒー飲みながら
週刊文春と週刊新潮を読むのが
毎週の習わしでしたが
先日入院した時に超久しぶりに二誌を買ってみたら
全く読むところなくて興味わかなくて
笑えました。
たまたまその週が面白くなかったのかもしれませんが。
朝起きると
カーテンも開けずに
その日着ていく服にアイロンをかけて
急いで支度して出かける。
帰宅すると服を着替えて
お化粧を落として寝る。
（シャワーは翌朝）
で、夕食はどうしていたかというと
たまーーーーーに自分で作ることもあったけれど
ほぼ外食していました。
夜に炊いたご飯を
冷凍する元気がなくて
よく腐らせてたものです。
炊飯器の中で(￣(工)￣)
一度、ご飯を腐らせちゃうんだよねと
小さな姪に話したら
「けいちゃん、ご飯は冷凍したらいいんだよ」と
言われ（確か幼稚園児）
「わかっちゃいるけど、できないんだよ」と
思ったものです（笑）
同僚と会社近くの安い居酒屋で食べるか
（みんなで安い焼酎をボトルキープしていました）
自宅近くのいくつかの行きつけのお店で
食べていました。
私はなぜか家庭料理を気楽に食べられるお店を見つけるのが
得意なのです。
そしてそのお店の人に可愛がられるのです。
ほんと、良くしていただいたなー、
お部屋に掃除機をかけるのは
１ヶ月に一回あればいいくらい。
（その頃猫は飼っていません）
洋服は必ずハンガーにかけるから 足の踏み場がないというような
汚部屋ではなかったけれど
たぶん埃がふわふわしていたと思います。
（目が悪いから好都合に見えなかった）
お洗濯やアイロンかけはちゃんとするので
外ではきちんとはしていたと思います（笑）
今思うと
そんな時期も私は自分を責めませんでした。
「今は疲れているから仕方ない」と
思っていました。
実際クタクタでした。
休みの日はとにかくマッサージに行ってました。
デートもマッサージ屋さんで待ち合わせしたり。
そして、いつか余裕ができたら
自分でご飯を作る生活をしようと
思っていました。簡単なものでいいので。
だから
会社が急に日本撤退で無くなることになった時
とにかくこの身体の疲れをとることと
好きなだけ寝ること
ご飯は自分で作ることはやりたいと
思いましたね。
それだけ絶対にやると決めてた。
それで
今はそれが叶ってる。
今全くマッサージとか行きません。
行く必要がない。
どれだけ疲れてだんだろう(￣(工)￣)
そして粗食だけど
ごはんも自分で作る。
それが幸せ。
外食もするけど
おうちご飯が落ち着きます。
飲んで帰ってきても
家でご飯とお漬物を食べます（笑）
私の幸せって小さいのよ。
だから幸せでいられるのだと思う。
食べたいものを食べられること
身体が健康なこと
自由に動かせること
毎日寝不足感じないこと
それで幸せなの
若い頃メモったレシピ