こんにちは


いかり屋圭子です。



銀座に行くと必ず前を通るブティックがあります。



ドルチェ&ガッバーナ



まだ中に入ったことはないけれど


ショーウインドウを覗くだけでウキウキします。




あの豪華なレース


繊細なモチーフ


鮮やかな色彩


女らしいライン



お高い値段にも



ため息出ちゃう。








いつかここのドレス買うんだわ。



そう妄想しています。





昨日は、大好きなPAUL&JOEで買い物をしたのですが


ここの包装は、とても丁寧で女の子らしい




私は普段、買い物で、無駄な包装を家に持ち込みたくないタイプ


基礎化粧品の箱さえ、お店で捨てさせてもらうことがあります。




けれどPAUL&JOEの包装は見てるだけで


楽しくなる


少女の私が喜ぶ


気分がウキウキする。





ここのお洋服が大好き


素材がシルクなんですよね。





高いし、クリーニング代もかかるけど


やはりいいものはいい




思えば私は


ファッションが大好きです。





今までの人生で一番気に入っていたお洋服は


小学生の時に母が買ってくれた


祖父の叙勲のお祝いのパーティで来た


芦田淳の超ーーーーーーーーーーーーーセンスのいいワンピース(ドレス)



写真がなくて残念ですが


今でも脳裏に浮かびます。


一度しか着ることなく、母がいとこにあげてしまいました(><)




あのワンピース、当時でも高かっただろうなあ


今、売っていたら、買うかもしれない(子供服だよ(笑))




そして、結婚式の二次会のために買ったワンピースも


偶然、芦田多恵さんのワンピースだった。



それは


OLの私が思い切って買った高価なワンピース




センスのいいお姑さんも


「素敵ね~~。よく見せて~~」と


絶賛してくれた。




母も何かの折には


君島一郎さんのお洋服を着たり


植田いつ子さんのお洋服だったり


お高めのお洋服を着ていた。


ここぞという時には。。(^◇^)




子供の頃の洋服はデパートでしか買わなかったし


いつも可愛い、清潔な恰好をしていたなあ。


自分で言うのもなんだけど、クラスの中でも飛び抜けていたと思う。


小学校の入学式の時も、自分で選ばせてもらったけど


センスがいい(笑)



母の愛だったんだな。


金額に糸目をつけず


ステキな洋服を着せてくれた。


センスのいいものを身につけさせてくれた。




「圭子はセンスがいい」と褒めてくれることが多いけど


そもそもは、母が私にいいものを見させてくれたからだ。



大事な時には


それにふさわしい装いをすることを


言葉じゃなくて、行動で教えてくれたからだ。



場所と、相手の方に


装いで敬意を払うことを


教えてくれたからだ。



ファッションというものが


軽いものではなくて


意味があって


礼儀だと教えてくれたからだ。






ありがたいなあと思う。


で、私、質のいいものが好きです。




本当に買いたいものは


結構お高いです。



今の私には買えないものだったりします。




今は自分の買える範囲でいいものを買っています。




一見、無駄と思える包装もうれしくなる時がある。


女の子と女の私が喜んでいる。




すぐに捨てちゃうのにね。



無駄って必要だな。



すべてが、無駄がなく、シンプル過ぎたら


この世はつまらない。




手仕事とか、あっという間にゴミ箱に入ってしまうようなものとか


人々が忘れ去ってしまうものとか


わかる人しか注目しないものとか


自分しかその価値がわからないものとか




無駄なものってないんだと思う。



私はドネーションの意識も高いほうだと思うので


ファッションにお金をかける時に


チクっと罪悪感が騒ぐ。



けれどもうそれやめようと思う。


その罪悪感を捨てようと思う。



私が私を喜ばそう。



あの素敵なワンピースを着た少女の私が


一生そのワンピースを忘れないように


自分の心を豊かにさせることが


きっと大きな意味のドネーションにつながるんだと思う。




自分のことにかまけてみよう


もう人は二の次でいいよ(笑)




自分を優先させることって


とても勇気がいるし


慣れなかったりする


恥ずかしかったり


遠慮を感じたりする




でも


一番大切にしていい、そして大事なのは自分


なんですよね。




自分を大切に大切にしていると


人の事を尊重できる気がしますよ