こんばんは
いかり屋圭子です。
年末年始中に
大好きなバーンロムサイ
のネットショップで
ポチっとした「山岳民族の古布をリメイクしたお財布」が
届きました。
バーンロムサイはタイのチェンマイにある、
ＨＩＶ母子感染孤児のホームで、日本人の名取美和さん達が
運営されています。
もーー
とっても好きーーーーーーーーーーー
さすが色の組み合わせもセンスがいい。
パッケージもこんな感じで
シンプルながら、バーンロムサイらしい。
実は、
バーンロムサイの小物（ポーチとかなんやかや）は
結構今までも購入してきました。
ポーチはお気に入りで愛用中だし
数か月前にも現地でも大量に買ったし
日本で展覧会みたいのがあるといっては少し購入し。
寄付の意味もありますし
とにかくこの山岳民族の古布が好きなんです。
古いのに華やかで鮮やか。女性らしい。
でもなぜか
お財布には手が出なかったんです。
「高い」と思って。。。。。。。
このお財布に16,000円って・・・・・・・
高い
と思っていたんです。
でも、６月にバーンロムサイに３度目いって
素敵な縫製工場を見学させていただいた時に
その思いが変わりました。
チクチク、一つ一つビーズやスパンコールを縫い付けていく。
小さなビーズを一つ一つ。
これから仕上げる作品たち。
デザイナーさんの選んだ
ビーズの瓶が置いてあります。
一日中、チクチク。
オシャレな工場の外の壁にはビーズなどが
こんな風に見た目も綺麗に整理されています。
さすがーーー
すべてがオシャレーーーー
猫のクッションとかもチクチク待ちーーーーー
このチクチク手作業を見たら
高い
なんて言ってるのは間違ってるなと思いました。
むしろ安い
こんなに手間をかけて
繊細に縫い付けてるんだなと思ったら。
実は私、結構高いブランドの革のお財布を使っています。
その価格はこれとは比較になりません。
でもそのお財布には平気でお金を出せました。
物の値段ってなんなんだろうなと思いますね。
山岳民族がひと針ひと針刺繍した布を
買ってきて
更にリメイクする手間を考えたら
勿体ないくらいに今は感じています。
手間にお金を出すと言うのが好きかもしれません。
それが形に見えないものであっても。
たとえば、
その人がその作品にかけた、長年の思いや経験が尊重できれば
高くても払うんだろうなと思います。
その人の長年経験してきた思いや、アイデアや考えを使っている「何か」を買う時
多少高くても買うんだと思います。
その人に対して払ってる感じ。
私は山岳民族の刺繍をしてたであろう女性達と
縫製工場でチクチクしている女性達に敬意を払ったんだと思います。
あと、デザイナーさんね。ホントにセンスがいい！！！！
そう考えると
本って安いですよね。
クリーニングも安いし
宅配便も安い。
（長年の思いや経験は別の話しとして）
もっと値上げすればいいのにって思います。
ダメ？？？
物の値段ってなんなんだろうな。
お正月に思いを馳せてました。
ちなみに高いけど大好きなロエベのお財布、小銭入れを別に持たないといけないので
面倒で現在は使っていません(笑)
革の触り心地は最高ですけどね。
父の思い出があるから買ってしまったんですけどね。。
思い出にお金を出すのもまいっか。
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