こんばんは


いかり屋圭子です。



ぢんさんのネットラジオ面白かったですね。



■11月18日はネットラジオに出るんですが・・・




ぢんさんは、声がいいから


ラジオもレギュラー持ってほしい。


そうしたら、


家事しながら聞けるし。


ラジオはテレビとは違うメディアですよね。


ラジオならではの


「秘密感」とか「夜の感じ」がある。


ユーミンのオールナイトニッポンを眠いのをこらえながら聞いていたのが懐かしい。


そのユーミンももう長い間、ネットラジオをされているのよね。





さて、先ほどの記事を書いて


派遣会社時代のことを思い出しているので


もう一つ印象的なスタッフさんのことを書いてみようかしら。


もう時効だからいいと思う。



大好きなスタッフさんで


とても優秀で私とも仲が良くて私の事も好いてくれた方がいました。



某社の「人」の中枢部門で働いてくださっていて


活躍されていました。




けれど、


ある時、その方が自殺を図ったんです。



救急車で運ばれて事なきを得て


落ち着いてから連絡を頂いたのですが。



派遣先からは優しいお言葉と共に


契約満了で終了の指示がありました。



仕方ないんです。


企業は、自殺を図る人は怖くて雇えませんから。


ましてや、それが「人」を扱う中枢部門であれば。。。。






派遣会社もリスクがあるからもう派遣はしないです。普通は。


というか、私のいた会社ではそうでした。


大手の利益を追求する方針の会社ではそうではないかもしれません。




担当者の私としても


それまでは


そういう方は、怖くて、次にお仕事を紹介するのは控えていたと思います。



けれど、私はその方が大好きだし


それまで真面目に、派遣先に貢献されていたことも知っているし


その方が、自殺を図る理由もうっすらと知っていました。



なんでも話していてくださったからです。



とても優秀で人柄も良くて、職場の皆さんに好かれる方。



そんな方を、たった一回の過ちで


「派遣できない方」として、葬り去るのが嫌でした。



私達の大きなクライアントさんとは別の、全く違う、小さな企業にご紹介することに同意しました。


その時、同じグループで組んでいた、その企業を担当していた他の営業の女性もそれに同意してくれて


ご紹介して、契約が成立しました。




そして、その方は水を得た魚のように生き生きと活躍して


再生されたんです。



自殺なんてなかったかのように。



人生の中では、うっかり、早まったことをしてしまうこともあります。


若い時は、恋愛問題でも命をかけてしまうことがあります。


いや、歳をとってからもあるかもしれないね。




その方が


まるで



生き返ったかのように


小さな企業で活躍しだしたことがとてもうれしかった。





その方を契約終了した大企業も


素敵な方達ばかりだったけれど


人をルールに則って動かすところが


やはり大企業。



そこの人事の方に



「よく次を紹介したね」とビックリされましたが。



私は私の直感を信じたし、


その方を信じました。




人がどんなに間違ったことをしても


迷惑をかけても


もう一度チャンスを与えて


生き生きと生きる機会があれば


生き返る人がたくさんいるかもしれない。




あの時の私のリスクを背負った判断は



間違ってはいなかった。



と嬉しく思いました。







たかが派遣会社の営業だけれども


人の人生を


左右してしまうところがあるお仕事。



一生懸命やって良かった。


それが私の自信につながっています。