こんにちは


いかり屋圭子です。




以前、カウンセリングにお見えになったクライアントさんのことです。




真面目で


きちんとするべき


ルールや法律は守るべき


という方で


お仕事は


「やはり」 と思えた 固いと言われるお仕事



そして、理不尽なクレームの対応をたくさんしなければいけない部署だそうです。




そんな方が


目を輝かせてされたのが


趣味の舞台鑑賞、ミュージカルのお話



その中で



「私、ミュージカルのレ・ミゼラブル が大嫌いなんです」


と熱く語りはじめました。


そもそも、ジャンバルジャンは罪人であるのに


まるで、善人でヒーローのように描かれているのが納得いかない。


彼を救ったのは神父様であるのに!!!!


神父様は罪人である彼のすべてを許して、裁かない。


素晴らしい方。


本来、評価されるのは神父様なのに!!!



そして、コゼットを引き取っていたテネルディエ夫妻が


歌う時に大きな拍手をみんながするのが許せない!!!!!



と。。。。。



私は大爆笑して



「お芝居ですよ」


「ミュージカルですよ。娯楽ですよ」




そして



「Aさんは人を裁かない神父様を評価しながら、ジャンバルジャンを裁いていますよね」



と言うと




「あ・・・・・・・・・・(笑)」



でも許せないんです!!!!!!(笑)と。



ただのお芝居だとわかっていてもむかつくんです!!!と(笑)






人は


「こうするべき」


「こうあるべき」


が、強いと


人と自分を裁いて



そして、不思議なことに


自分が裁かれる(理不尽なクレームの対応)ような立場に


なったりします。




彼女のお話を聞けば聞くほど


嫌いなその部署のお仕事を


引き寄せていらっしゃると思いました。




ご本人もお話をする中で

そのことに気がついていかれました。





彼女への魔法の言葉のひとつは


「ジャンバルジャンになってもいい!!!」


でした。


そして爆笑のうちに終わりました。





レ・ミゼラブル


邦題は


「ああ無情」



小学生の頃、一番好きな本でした(笑)


大好きなリーアム・ニーソンも主演されている映画です(関係ない)







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次回の上級ワークショップは

11月29日(土)30日(日)の神戸になります。

募集は少し先になりますので

ご希望の方は予定を空けておいてくださいね。