千葉レールセンター引き込み線跡 | いかりぶ ぶらぶら

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下総発。
いかりぶが個人的に気になったスポットを勝手気ままにレポートします。

コロナ禍の外出自粛中、暇になった時間を使って古い写真の整理をした。

その中から懐かしい写真を使って、新しいテーマ”思い出ぶらぶら”を始めます。

 

 

今回は昭和62年7月の千葉市内。

※訂正 2枚目以降は平成元年2月の撮影でした。

 

 

千葉駅を発車して行く外房線列車。

国鉄がJRになって4か月目。

全国で千葉だけに残った専用車両を使った荷物輸送列車。

館山道が出来る前の房総方面は道路事情が悪く、車では夕刊の配達が間に合わないので鉄道で運んでいました。

普通列車の最後部連結されたこの荷物車は身延線からの転属車で、あずき色に白帯の身延色のまま運用されていました。

よく見ると全車非冷房です。

 

 

さて、ここからは千葉駅から千葉市轟町(現在は稲毛区轟町)にあった”国鉄千葉レールセンター”への引き込み線跡を辿ります。

 

千葉駅の東方(成田方向)で総武線をアンダーパスする道路の北側。

白黒が昔。 カラーが現在(令和2年5月)。用事で近くまで行ったついでに撮影しました。

白黒写真左側の更地が線路跡。

千葉駅は右奥にあります。

現在は巨大なビルが立ち並び、上空をモノレールが走り、空が見えなくなりました。

 

 

白黒写真は同じ場所の反対方向。

カラーは白黒とほぼ同じ地点。

建設中のモノレールの特徴的なカーブが無いと、場所が特定できなかった。

左奥の森は千葉公園。

 

 

少し進んで千葉公園の横から千葉駅方向を望遠レンズで撮影。

この辺りの線路跡は舗装されて歩道か駐車場の様に使われていました。

 

 

先へ進むと、モノレールの千葉公園駅がある。

モノレール建設中はこの区間は通行止めになっていたので、昔の写真は無い。

写真の右側車線辺りが線路跡だろうか?

 

 

ずっと先に進んで、千葉競輪場入口付近から千葉駅方向を撮影。

線路跡は左側の白い柵が並んでいる部分。

奥の方ではモノレールの千葉公園駅を建設中。

 

 

同じ場所でのレールセンター跡方向。

道が急に狭くなります。

私が付けた記録では7月なのだが、競輪の看板は2月の案内になっている。

記録をつけ間違えたか?

※訂正 平成元年2月の撮影でした。

 

同じ地点の線路跡。

競輪場の前だからか、ごみの散らかりがすごい。

 

そして現在。

右の民家は残っているが左奥のマンションが無くなっている。

道路は綺麗になり、線路の痕跡は無くなった。

競輪場は現在休業して、国際規格の屋内競技場へと建て替え工事中。

 

 

つづく