太東埼(たいとうさき)灯台 | いかりぶ ぶらぶら

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下総発。
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令和2年2月12日(水)

今回は九十九里浜南端の山の上に建つ灯台に行く。

 

まずは、JR外房線 太東駅。 目指す灯台は約3キロ東。

以前は岬町だったが、今はいすみ市。

駅前広場から左へ行く道(写真を撮っている位置)を100メートとちょっと行くと県道299号線に突き当たる。

県道を左に曲がり踏切を渡り、道なりに‥

 

駅から約2.5キロ。 国道128号線”太東灯台入口”交差点。

青い案内標識では直進には何も書いていないが、直進する。

この交差点を過ぎると自動販売機も無いので、飲み物はここまでに確保しておく。

 

国道交差点から100メートルと少し。

右へ右へと曲がっていく道の曲がり角の交差点を左前へ曲がる。

初めて灯台への案内が現れた。 ここから1.1キロだそうだ。

 

約500メートル進んだ交差点。

右後ろから来て右へ。 小さい案内標識がある。

左右を池にに挟まれた細い道を行き、その先の山を登る。

私の持っている地図では池の名前は左右とも”大正堰”。 ため池ですね。

 

前の写真の白い家の前。

ここからの数百メートルは急な登り坂。

この先、さらに道が細くなるので、乗用車でも大きい車ではすれ違い出来ない場所がある。

一番背の高い看板には”歓迎 太東埼灯台入口”と書いてあるが、ほとんど目に入らない。

入口よりも灯台に歓迎されたい。

 

頂上に到着。 まっすぐ突っ込んだ先が駐車場だ。

勢い余ると60メートル近い崖から転落するので踏み間違いに注意しよう。

右の建物はトイレ。

 

駐車場の柵の看板。

亀裂発生のため崩落の危険があります。

ここが既に崖っぷちなのだが大丈夫か?

さて、灯台はどこへ行った?

 

振り返ったらあったよ。

山が裂けている所が登ってきた道。

それにしても見事な裂け具合だね。

 

駐車場の南側はもう一段高くなっている。

左の茂みは戦争当時の機関銃座の跡だそうだ。

 

その高台は展望台。

写真は南向き。 東(写真左)は太平洋。 海しか見えません。

 

柵の外に何かある。

これも戦争遺構だそうで、昔ここにレーダー基地が在ったのだが、その大部分は崖崩れで海中に没したそうだ。

 

南側に見えるのは夷隅川の河口とその先は大原方面。

矢印の所に小さな看板があり、”お茶でもどう→”とかいてある。

 

休日に来ると矢印の先、一段下の広場でNPO法人の方々がお茶をふるまっているいるそうだ。

写真真ん中、梅(たぶん梅)の木に隠れて見にくいが、テーブルが置いてある場所だ。

 

さて、北側九十九里方面の景色も見てみよう。

あまり見通しがよろしくないね。 ちょっと残念。

 

今はあちこちに植えられている水仙が咲いている。

 

とても穏やかで居心地の良い場所だった。