パリ同時多発テロ2 | Parisの怒りマンボーのフランス愚痴日記

Parisの怒りマンボーのフランス愚痴日記

あこがれの花の都パリ、フランスの優雅な生活~~と現実は大違い。
8年のパリ生活で、穏やかだった私は怒りマンボーへ変身し、お馬鹿で自己チューなフランス人に怒り狂う毎日。
きらびやかなフランスのダークな面々をまきちらす、怒れるフランス愚痴日記です。

4年前のパリの同時多発のあと、私の身近な人で被害にあった方はいませんでしたが、

あやうく巻き込まれるところだった、という人の話をいろいろ聞きました。

 

知り合いのフランス人女性の親友が、別の友達たちとバタクランのコンサート会場にいて、

親友の方ははかすり傷で助かったのですが、お友達が全員亡くなったそうです・・・。

一緒にいたのに、本当に少しの差で。

 

また別の人は、ご主人とともに音楽やコンサートが大好きな人で、当日バタクランに行っていました。

いつもなら一番前の席を陣取るはずが・・・

そのコンサートの日の朝、妊娠していることがわかったのだそうです!

だから、一番前の席で誰かに押されておなかを圧迫してはいけない、と、

後ろの席にしたそうです。

なのでテロがあったとき、すぐに逃げることができた、

赤ちゃんが私を救ってくれたと話していました。

 

ある日本人男性の人は、友達の結婚の後、皆でディナーすることになっていて、招待されていたそうなんです。

でも当日遅刻してしまい、遅れて到着すると、警察がロープを張って入れなくなっていました。

なんとパリ同時多発テロでたくさんの死傷者が出たレストランでした。

遅刻していなかったら・・・助かっていなかったかもしれません。

 

わずかの差で助かる人、わずかの差で亡くなる人。

本当に人生ってなんなんでしょうね。