元同僚の勤務中のアクシデント | Parisの怒りマンボーのフランス愚痴日記

Parisの怒りマンボーのフランス愚痴日記

あこがれの花の都パリ、フランスの優雅な生活~~と現実は大違い。
8年のパリ生活で、穏やかだった私は怒りマンボーへ変身し、お馬鹿で自己チューなフランス人に怒り狂う毎日。
きらびやかなフランスのダークな面々をまきちらす、怒れるフランス愚痴日記です。

前の会社の元同僚たちに会った時に聞いたお話です。

副社長が、コンサルタントのMさんを引き留めて、21時くらいまで話し込んでいました。

Mさんはもともとキンバリー症候群で1年病欠し、やっと復帰したところでした。

他の人たちも心配して副社長に

「あまり引き留めたらかわいそうですよ。もう夜遅いですし!」

と言ったらしいのですが、副社長はしゃべりだしたら止まらないー。

「大丈夫、送っていくから!」

といって、引き留め続けたそうです。

 

22時近くに二人は会社を出たそうですが、Mさんと副社長は方向も違います。

副社長は、バスで15分のラデファンスまでしか、Mさんを車で送りませんでした。

 

Mさんはラデファンスから電車に乗って帰宅していて、途中で

「あ、そうだ、明日必要なお金をおろしとかないといけないんだった!」

と、ATMでお金をおろし始めました。

 

Mさんは体も大きいアルジェリアから来た男性です。

彼なら夜遅くにATMいっても大丈夫そうです。

が、大丈夫ではありませんでした。

 

暴漢に殴られてお金をとられ、彼は気を失ったままATMの前で倒れているところを、

通り過ぎた人に助けられ、病院に運び込まれました。

 

彼が職場から帰宅する前に起こったことなので、

会社は「勤務中のアクシデント」として報告する義務があります。

 

Mさんも所定の書類に、なぜ遅くなったのかなど詳細を記入しました。

ところが・・・

どうやら会社は全然違う報告書を作成しびっくりびっくり

改ざんしようとしていたらしいです。びっくりびっくり

 

遅くまで働かされた上に、書類の改ざん。

Mさんはもう信用ならないこんな会社にいるのは嫌だムキー、と、

次の仕事もみつかってないのに、速攻退職しましたあせるあせる

Mは小さいお子さんが二人もいるし、奥さんは育児休暇中なので、

大丈夫かなと心配になりましたが、彼ならすぐにいい仕事が見つかると思いますラブ

 

ふと、もし私が同じ立場だったら・・・

勤務中のアクシデントを報告する書類とか、

公文書ってわからない単語だらけで、

会社が虚偽の報告をしようとしてるのも気づかなかったかもしれません。

(そこかい!ゲラゲラ)

うーーん、自分で自分が心配です。あせる