他の国に移住するということ | Parisの怒りマンボーのフランス愚痴日記

Parisの怒りマンボーのフランス愚痴日記

あこがれの花の都パリ、フランスの優雅な生活~~と現実は大違い。
8年のパリ生活で、穏やかだった私は怒りマンボーへ変身し、お馬鹿で自己チューなフランス人に怒り狂う毎日。
きらびやかなフランスのダークな面々をまきちらす、怒れるフランス愚痴日記です。

アイコンママブロネタ「日々のできごと」からの投稿


15年来のフランス人女性の友達が、パティシエのご主人とシンガポールに移住して2年になる。

彼女はトロワというシャンパーニュ地方の町の出身で、大学からはパリにきていて、その後NYでマーケティングの仕事をしていた。
そこで同じくフランスからきていた今のご主人に出会って、二人でフランスへ3年後に戻ってきたけれど、フランスが嫌で移住先をずっと探していた。
ご主人がワーホリビザでオーストラリアへ出発し、その後彼女も出発するはずが、オーストラリアは会わなかったみたいで、FBを通してオファーをうけたシンガポールへ移住。
彼女もシンガポールへ出発して仕事をしている。

シンガポールの生活どう?って聞くと、そりゃぁもりだくさん。
彼女は今回手術をうけにフランスに一時帰国をしてきたのだけれど、彼女が手術に払ったお金は7000円くらい。シンガポールで手術した友達に値段を聞いたら、なんと400万円!で、毎月高い高い健康保険日を払っていても、自腹がまだ130万円ほどあるらしい。
医療費の明細には、手術した先生のゴムの手袋Lさいず、看護婦さんの手袋のSサイズとかまで記載されていて、使ったガーゼの数も詳細に記載(というかすべて請求)されていたらしい。

うーーん・・・フランスは医療の面では整っているかも・・・。

そして彼女の高級タワーにあるアパルトマンは、1LDKで25万円くらいの家賃だそうだけれど、借りる時はパリにみたいに「税抜き月収が家賃の3倍ないとだめ」みたいな規約はないので、結構簡単に借りれるらしい。
それにびっくり!
でも家賃が6ヶ月払えなかったら、刑務所なんだとか・・・あぁ、だから家主も賃貸者の給与とか気にしなくていいのか・・・。

しかも車の購入は、またまたびっくり。
自動車購入者を減らし渋滞を減らし、交通環境を守る為に、車の税金は税率100%が課されているらしい。さらに、政府が発行するCOE(新車購入権)を公開入札で入手しないと自動車が購入出来ないので、車を買うまでにまず数百万でこの購入権を購入しなければいけないとか。

うーーん・・・・隣の畑は青いと思っていたけれど、やっぱり住んでみないとわからないなぁ。
どこの国に住んだらいんだろう・・・。