イカメタリストのブログ

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イカ釣り業界人の釣行記



長年務めていた釣り具屋さんを退社して、エイヤっっと立ち上げた『Anisakis』も今年で10年目を迎えることとなりました。

 

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これもひとえに船宿様、小売店様、そして募金の如く商品を買い求めてくださったユーザー様のおかげ…

 

一人で始めるにあたって、一人で頑張ればいいと思っていたのですが、こんなにも皆様のお力を借りることになるとは…

 

ホントにやってみないと勉強にならないもんですね…

 

 

さてッ

 

そこで、ご存じの方もおみえでしょうが、アニサキスッテ生産年の今年

 

10周年を記念した2025限定カラーを企画してみました♪

 

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#10th 「10Th Anniversary」カラーです

 

(詳細はアニサキスHPでもご覧になれます♪)

アニサキス トップページ - アニサキス公式HP

 

一応ブランド(アニサキスカー)イメージでのカラーリングとアイデア先行の感がありますが、じつはちょっとした狙いも仕込んであったりします。

 

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よ~く、パッケージ(新パッケージになりやした♪)をご覧になっていただけるとわかると思いますが

 

そうです敢えてノングロー、夜光ではないんです

 

ことの発端としましては、長年お世話になっている福井県敦賀色浜の「竹宝丸 Break through」の竹腰船長とスッテカラーについて話してるとき「市販のスッテは白=グローのものが多いんすよねぇ~、グローは特にケンサキには強すぎることがあるんで、普通の白ぐらいで十分なんすよ~」・・・と、ご本人は覚えているかどうかわかりませんが、そんな話を耳をダンボにして聞いておりまして…



 

よって光(アピール)の強さのイメージは

 

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僕ン中では写真手前にかけて強くなっていくこ感じ

 

赤/黄(黄色)<10Th(ただの白)<赤/白(夜光)

 

おおよその使い分けをイメージしていただければよろしいかと…

 

まぁ、10周年を記念して塗ったノベリティー感が強いモノにも拘わらず、バッチリ定価1,200円で販売ってのが恐縮至極ですが、三月の出荷に向けて着々と作業は進んでおりますので、今しばらくお待ちくださいますようよろしくお願いいたします。

 

【ここで業務連絡】

今年のアニサキスッテの発売は15号20号が3月、25号30号(新規格)は4月の予定となっております

 

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逆の意味でもうすでに10年周年の「Anisakis」

 

まだまだやりたいことがあるんですっ!!

 

このままではあっという間に20年…なんてことにならないよう頑張りますので、引き続きお付き合いください

随分久しぶりの投稿です。

 

じりじりと迫りくるタルイカシーズンに向けて、タルブリッドFB(フロントバランス)の新色がいよいよリリースされます。

 

そもそもFB構想が持ち上がった時から形にしたかったカラー

 

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はい、リアル系のカラーです。

 

勿論モチーフとなっているのはタルイカのメインベイトと考えるイカ様達…

 

それぞれザクッリとご説明したいのですが、インスタなどでは長くなってしまうので、こちらにて徒然と・・・

 

まずはカラーNo.07『ケイムラ/リラックスマイカ』

 

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なんだかサンエックスっぽいネーミングのコチラ

 

興奮状態ではないマイカ(ケンサキ)のクリア感を表現いたしました。

 

これ自体では少しアピールに欠けるかな・・・?

 

と思いまして

 

実験的ではあるもののグローのあしらい方に工夫してみました。

 

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電気を消すと…

 

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ね、面白いでしょ

 

こんな感じで細かいドットで光るんです♪

 

タルイカとケンサキが同時に狙えるようなシーズンならイメージがうんと膨らむのではないでしょうか?

 

そして次は鉄板カラー

 

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カラーNo.08ケイムラ/ムギイカ(スルメイカ)カラーです♪

 

すでに当たり前感はありつつも

 

最終的にこの色合いに落ち着くまで随分と実釣でもみました。

 

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(写真は変更前カラー)

 

そして最後は…

 

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秋といえばのカラーNo.09ケイムラ/アオリイカ(♂)です。

 

ご存じの方も多いと思いますが

 

タルイカを狙ってるとよく浮いてきますよね…

 

以前、このアオリイカに水面直下でモーレツにタルイカがアタックをするのを見てビビッときまして…塗ってみた次第です♪

 

ムギイカもアオリイカもグローのあしらいについては

 

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こんな感じでお腹?のコア部分が光る感じに仕上げています♪

 

またいずれのカラーも

 

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UV発光(ケイムラ)仕上げですので

 

クリア系ながら深場から浅場までキッチリアピールいたします♪

 

今シーズンのタルイカ

 

ぜひぜひベイトに合わせてルアーをセレクト

 

そしてヒットに持ち込む…なんて

 

策に浸れるシーズンになるといいですね♪

 

さて今回ご紹介したカラー

 

スペック等々はホームページでも掲載されておりますので

 

是非チェックしてみてくださいませ…↓

 

アニサキス トップページ - アニサキス公式HP (anisakis.jp)

 

…おっと忘れちゃならない

 

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勿論ド定番のグロー系三色も一緒に発売いたします♪

 

そしてそしてっ!!

 

随分探している方もいるのではないでしょうか?

 

三年ぶりに『スリープウォーカー』生産ですっ!!

 

 

今回はベイト(ASW63B)のみ、しかも相変わらずの少量生産ですけどね…💧

 

お近くのAnisakisをお取り扱いの小売店様にご相談くださいませ

 

FB、ロッドいづれの製品も9月の発売を目指して作業をしておりますので、今しばらくお待ちくださいね

 

「ユーザー様のお役に立つのだよ…」の念をこめておきますね♪

 

 

ここへきて全国的に息をふき返してきたきたマイカ

 

まだまだ楽しめそうな雰囲気…♪

 

ですが

 

現在タルイカシーズン用のタルブリッドも

 

ちゃんと仕込んでいたりします。

 

それはもう昔々のお話だったりもするのですが

 

はっと思いついてプロトとはいえ『タルブリッド』なるものを形にしたのは10年前…

 

(最初はこんなだったりしました…)

 

言ってみればアングラー様や船宿様、小売店様に支えられて

 

めでたく10周年を迎えるのであります。

 

そこで原点回帰

 

当時は実験的と感じすぎたため

 

塗りたくても敢えてボツにしていたカラー

 

思い切ってリリースすることにしてみました。

 

(こちらはプロト…)

 

はい、わりと攻めてるでしょ?

 

ブラック&クリアです。

 

基本ナイトゲームが主体の釣りですから

 

なにかしらグロー(夜光)が入ってないと心細いって方もお見えになるかと

 

でもでもタルイカからはしっかり見えてるっ!!・・・のではないかと思います(笑)

 

個人的にはこの二色

 

イカ釣りに限らずルアー釣りの何たるかを教えてくれるカラーと心得てるんですが

 

クリアにいたってはどうしても欲しいところなので

 

かなり初期の段階からプライベート用にこそっと作って使っておりました…

 

 

 

ね、あちこち年季が入ってるでしょ♪

 

で、完全シルエットのみで訴求する

 

マットブラックはといいますと…

 

 

 

要望の多かったカラーや思い付きカラーなどを含めた

 

昨シーズンの『新色選抜テスト』を見事勝ち残った

 

渾身の一色だったりします。

 

 

 

…もちろん船長にもタダでお手伝いいただきました(笑)

「竹宝丸 Breakthrough」の公式サイト – 福井 敦賀・色浜 釣り船 (tsurisoku.com)

 

一見、両方とも小細工なしのカラーだったりするのですが

 

マットブラックにはこれまた釣果と全く関係ないところで

 

ちょっとした隠し味が盛り込まれていたりします。

 

…まあ、それは使い込んでいただければ

 

お気づきになる方もお見えになるのではないでしょうか?

 

 

 

マットブラック&クリア

 

アングラーのレベルアップに伴い

 

かならずや使いこなしていただけると

 

確信しているのであります。

 

…よって

 

今シーズンのタルブリッドは180ℊのこの二色のみ発売

 

(他の色は今現在の小売店様の在庫限りとなります)

 

そして発売時期についてですが

 

順調に進めば9月じゅうには出荷できるかと思われます。

 

お楽しみにしていただける方

 

もうしばらくおまちくださいね・・・👍

 

 

久しぶりの雨に、少し気をもみましたが

 

『共喰いスッテ』の出荷作業

 

 

 

無事終了です。

 

すでに出荷されている『アニサキスッテ』と同様

 

 

 

皆様のお役に立つのだよ・・・の念はもちろん込めてあります♪

 

今回の『共喰いスッテ』

 

 

 

ウェイトは15号、20号、28号

 

カラーに関しては昨年同様のラインナップ

 

ですが

 

マイナーチェンジです。

 

カンナを変更してみました♪

 

 

 

ご存じのようにぶっ掛け系の一段カンナ

 

昨シーズン通して使っていただいたところ

 

底抜けに曲がるタイプのロッドとの相性が今ひとつ…

 

「アワセても掛かりきらず、リーリング中のバレが目立つ」とのお声をいただきました。

 

とはいえ

 

線径や立て数(本数)、またワイヤの硬さには僕なりのこだわりがあったりしますので

 

そのあたりの味付けはあまり変えずに

 

従来はどちらかというと、鉛筆を削ったようなポイント形状だったものを

 

ロングテーパー気味のシャープな特注モノに変更しました♪

 

 

左が昨シーズンモデル、右が今シーズンモデル

 

気を付けて触っていただくと


その違いは歴然だったりします。

 

これで刺さり込みが良くなりますから


いくらか症状の改善になるかと思われます♪

 

・・・おかげで

 

カンナのコストは跳ね上がりましたけどね・・・(笑)

 

まあ

 

ボチボチといいモノに進化してくれればいっか・・・


てな思いだったりします。

 

さて

 

おおよそ今週末には店頭に並び始めるかと思います

 

是非

 

その違いお試しください。

 

 

 

発売の近づく『エメラルダス EX イカメタル』シリーズ

 

ご期待いただいているアングラーも多いのではないでしょうか?

 

 

 

すでにDAIWAホームページではスペックやムービーなど

(スペック&ムービーはコチラ↓)

DAIWA : エメラルダス EX イカメタル - Web site

 

その全容は明らかになりつつありますが

 

僕的に言い尽くせないところがあったりするので今回も徒然と・・・

 

そもそもDAIWAイカメタルロッドのフラッグシップモデルとして目指したのは

 

更なる感度と、より個性的な設計

 

そして道具としての美しさ♪

 

よって

 

同グレードにもかかわらず、調子によってセレクトされるマテリアルからしてすでに違う・・・なんて

 

ちょっと異例の設計だったりもします。

 

とはいえラインナップは極力シンプル

 

いつもの「乗せ」・K「掛け」・OR「オモリグ」コンセプトで

 

イカメタルゲームのほぼすべてのシチュエーションをカバーできるものとなってます。

 

おおよそのコンセプトごとにインプレさせていただくと・・・

 

 

『N65ULB-SMT・N65ULS-SMT』

まずはイカメタルゲームといえば・・・のど真ん中モデル「誘う・止める」といった動作のしやすさと、リグを選ばないレングスといった、おおよそどのエリアでも使えるイカメタルゲームの基本が詰まった一本です。

とにかく全体に細身なんで、すごくシャクリ抜けが良くなっているのが最初の印象です。

当然、高感度のスーパーメタルトップですが、ブランクス全体のマテリアルも良くなってるんで、相乗効果的に感度があがっているのも体感できます。

イカメタルロッドといえば全体に柔らかいものが多いのですが、やはりティップにかけてブレが気になるもの多いんですよね・・・アタリに集中するのにこれはいただけません。そういう意味でのより小径化したAGS(エアガイドシステム)はあまりに合理的だったりします。

スピニングモデルに関しては僕の場合、細かいレンジキープの必要がない浅いレンジやボトム近辺を釣るときに使用します。当然キャストがイージーに決まりますから、広範囲にイカを狙うことが出来る上、バーチカル一辺倒とは違ったカーブフォールなど、横の動きも加えることが出来ますからスレに強いとも言えます。特に浅場のヤリイカ狙いなんかで、是非その機動力を活かしてほしいアイテムといえます。

 

 

 

『K60LB-SMT』

僕が特にこだわったアイテム。

デビュー当時は、かなりマイノリティなトコロかな・・・?とも思われましたが、使いこなしているアングラーも随分と増えましたね・・・そこで今回もラインナップなんですけど、そもそもデザインするにあたり、K「掛け」って何?って方よりは、より違いの分かるであろう、すでにKユーザーとなっているアングラーに向けて手加減抜きでお願いします・・・って言われたときは鳥肌が立ちました(笑)

こだわったのは、8号や10号のライトなものから20号程度のややヘビーなスッテといった幅広いスッテをセレクトして、浅ダナ~ディープのボトムスレスレでもキッチリ誘う、もしくはテンションフォール中のわずかなティップの変化にも小さなモーションでもフッキングする・・・といったことがやりやすいよう、ティップ部分とベリー~バットかけてさらに調子にメリハリを持たせたところです。

加えて手感度という点にもこだわりつつ・・・ということで、ブランクスのマテリアルはより金属的なシリーズ唯一のSVFナノプラス採用だったりするわけです。これで先調子ながらバット部が細身になることで、ヌケ感の良い更に容赦のないロッドに仕上がっています。

 

 

 

『N67LB TG』

一方コチラは波にパラボリックな調子にすることで、波による揺れを吸収、リグの安定を狙ったタイプのロッド。

もちろんロッドのやり取りの最中の曲がりの楽しさというとこもが魅力だったりもするんですが、全身メガトップのソリッド構造でダルさのないシャープさにかなり磨きがかかりました。

アタリを取るセクションを長めに設定していることに加え、カーボンソリッドトップ特有のレスポンスで、戻り当たりの明確さも味わいどころ。

パラボリックなテーパーデザインですが、キレのある誘いにもしっかり対応してくれ、ビシビシっとシャクリを入れて、ロングステイ・・・といったメリハリの必要な動作に対してのレスポンスも格段に良くなりました。

またカーボンソリッド特有の懐の深さも魅力でスペック表記以上に重いスッテなどにも対応してくれますから、予想外の潮の早い状況やエリアでは何度も助けられたモデルです。

 

 

 

OR63MLB-SMT・OR63MLS-SMTT・OR70MLS-SMTT

再び注目を集めている「オモリグ」に対応モデルのアイテムが充実です。

まずはベイトタイプ。水深のあるエリアでイカが中層に浮いているときには必須といえるタナ取り・・・やはり、カウンター付きのリールを使用できるのがアドバンテージになりますね。

ここが大切なところなんですけど、ディープエリアでの釣りにおいては、得てしてアングラーがロッドで誘っているつもりでも、柔らかいロッドではリグはほとんど動いていないってケースがかなり見受けられるんですよ。これはかなり露骨に釣果の差になります。

そこで、30号前後の重りをしっかり動かすことのできるパワーを活かして、デープエリアでも同クラスのスッテやオバマリグを使用することも想定しています。そこで、目感度も求めつつ・・・という意味でのスーパーメタルトップの採用なんですよね。ですから、オモリグ専用というよりは差し詰めディープマスターといったところでしょうか?

 

6.3ftに関しては何といってもリグのウェイトを込みにしたトータルでの軽さ・・・にこだわりました。

オモリグではショートといえるレングスですから、当然軽く、船上での取り回しが楽なんですけど、意外だったのはいろんなタイプのプロトを使用する中で、ロッドが重りを跳ね上げてくれるような感覚というか・・・とにかく適度に柔らかくて反発力のあるバット部の方がシャクリ軽いんですよ・・・このバランスは奇跡的でしたね。

是非その違いを体感していただきたい一本です。

 

そしてオモリグロッドのベーシックモデルといえる7.0ft。

30号を基本とするリグをしっかり動かすことのできるレスポンスの良さと軽さが魅力です。そのためにブランクスデザインを一新、グリップの長さに関してはベストといえるところまで煮詰めました。

また、目感度よりは手感度も他哀切なリグですから、キャスト性能という点も念頭に置きつつ、ブレの少ないメタルチューブラートップを採用です。これでシンカーの先のリーダーを介した餌木の挙動まで伝わるような、情報量の多さが魅力です。オモリグって、なんとなくぼんやりした釣りのイメージのアングラーも多いとおもいますが、そこからさらに新領域にふみこんだ一本といえるのではないでしょうか?

 

 

・・・とまあ、割とフォーマルな感じでのご紹介ですが

 

とにかく

 

少数精鋭、個性豊かなラインナップとなっております。

 

そして

 

道具としての美しさにもこだわり・・・

 

 

 

ベイトに関しては軽量でフィット感のある「ゼロシート」

 

スピニングは軽量高感度の「AIRシート」を新採用

 

いずれもお洒落なロックナットにニヤニヤが止まりません♪

 

また




バット部のEmeraldasのロゴも立体だったりと

 

かなり細かい仕上げにもこだわってますので必見ですっ!!

 

もちろん

 

フィールドでのテストもキッチリ

 

 

 

各アイテム、ティップとバット

 

めまいがするような数のパターンから

 

これがベストってところをはじき出しましたよ♪

 

スリルゲームに関しては

 

 

オバマリグといえば・・・の名手横山さんや

 

ORの63にいたっては

 

 

竹腰船長にも

 

思いっきり監修に携わっていただきました次第であります。

 

毎度渾身の『エメラルダス EX イカメタル』シリーズ

 

・・・イカがでしょう、気になるアイテムはありましたでしょうか?

 

どれもこれからのイカメタルゲームがさらに楽しくなること請け合いです♪

 

 

発売の暁にはその進化感じ取ってみてくださいねっ!!